ゲオnews|任天堂スイッチ効果で年商2993億円11.6%増・経常利益69%増

(株)ゲオホールディングス(愛知県名古屋市、遠藤結蔵社長)が2018年3月期の連結業績を発表した。

売上高は2992億6200万円(前年同期比11.6%増)、営業利益146億6800万円(69.3%増)、経常利益152億4800万円(68.7%増)、純利益66億1400万円(56.6%増)。大幅な増収増益。

営業利益率は4.9%、経常利益率は5.1%。

任天堂スイッチを初めとするゲーム関連の発売で新品商材が好調に推移したことで二桁増となった。またメディアショップにおける販管費の適正化により大幅増益となった。純利益の大幅な増益は、店舗関連の減損損失21億2200万円の特別損失が発生したことによるもの。

主要商材別にみると、レンタルは666億4400万円(6.5%減)、リユース品のメディア系は543億4000万円(9.6%増)、リユース系は450億7500万円(13.8%増)、新品は1011億8600万円(24.3%増)。レンタルは苦戦したが、リユース品および新品は大きく売上げを伸ばした。

3月末の店舗数は、メディア系1237店舗、リユース系584店舗、ウェアハウス10店舗、その他12店舗で合計1843店。

2019年3月期は、レンタル商材の縮小傾向が続くなか、今期好調だったゲームを中心とした新品の売上げが一巡することから減少が予想される。また長期的な成長を目指してリユースへの投資を継続的に行うため減益になるとみている。売上高は2900億円(3.1%減)、営業利益86億円(41.4%減)、経常利益91億円(40.3%減)、純利益46億円(30.5%減)を見込んでいる。

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