三菱食品news|年商2兆5134億円4.2%・経常利益4.6%減/経常利益率0.7%

三菱食品(株)売上高(東京都大田区、森山透社長)の2018年3月期の決算。

売上高は2兆5134億2700万円(前年同期比4.2%増)、営業利益167億0300万円(6.3%)、経常利益180億1600万円(4.6%減)、純利益は特別損失の計上等により107億9900万円(12.8%減)の増収減益だ。

営業利益率は0.3%、経常利益率は0.7%。

事業は加工食品、低温食品、酒類、菓子の4つに大きく分かれる。
加工食品事業の売上高は、7702億8200万円(3.1%増)、営業利益は33億円(26.0%減)。低温食品事業は1兆25億5900万円(4.4%増)、営業利益91億0800万円(10.9%減)。この2事業は増収減益。

酒類事業は、卸売、コンビニエンスストアとの取引が伸長して、売上高は4413億3400万円(7.0%増)、営業利益は14億7200万円(194.4%増)と好調だった。菓子事業の売上高は、健康志向を背景にチョコレートが引き続き好調だったため、売上高は2973億3500万円(2.6%増)、営業利益は37億5600万円(5.9%増)。酒と菓子は増収増益。

流通の課題は人手不足による物流費と人件費の増加だ。三菱食品では2019年3月期は、物流費の上昇に対応するため、拠点再編や省人化等による効率化を継続する。また物流費削減のために製配販での取り組みも進める。組織面では100%子会社である6社を統合し、「ブランド戦略本部」、「トレーディング本部」を新設するなど市場への態勢強化に努める。売上高は2兆5500億円、営業利益は174億円、経常利益は185億円、純利益は115億円を見込む。

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