三越伊勢丹news|5月三越伊勢丹既存店は2.4%増/免税は引き続き好調

(株)三越伊勢丹ホールディングス(東京都新宿区、杉江俊彦社長)が2018年5月の国内百貨店売上高実績を発表した。

5月は平均気温が低く、盛夏物の動きがやや鈍かった。その結果、国内グループ百貨店の売上高は伊勢丹松戸店の閉店もあって、前年同月比99.0%。しかし国内の比較可能な既存店売上高は100.8%だった。

伊勢丹は、新宿本店の基幹店と名古屋、札幌地区で高額品や化粧品が売上げを牽引し、既存店売上高は10カ月連続で前年をクリアしている。

また三越の首都圏の既存店売上げは12カ月連続で前年実績を上回った。

その結果、三越伊勢丹の既存店は102.4%と前年をクリアした。

免税売上げは引き続き好調に推移。日本人顧客同様に化粧品や高額品が動いた。

基幹店では、ゴールデンウィークの催事を中心に客数を伸ばすことができた。ラグジュアリーブランド・宝飾時計・化粧品の好調カテゴリーが売上げを下支えしている。婦人衣料は通勤用の買い足しを中心に初夏物が動いた。

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