ニトリnews|第1Q 売上高1576億円7%の増収増益/原材料費&物流費低減

(株)ニトリホールディングス(札幌市北区、白井俊之社長)は2019年2月期の第1四半期(2018年2月21日~5月20日)決算を発表した。

売上高は1576億4800万円(前年同期比6.9%増)、営業利益304億2600万円(18.3%増)、経常利益306億7800万円(17.9%)、四半期純利益197億2000万円(3.4%増)と増収増益だ。営業利益率19.2%、経常利益率19.4%と製造小売業ならではの高利益率だ。

家具・インテリア事業の売上高は1543億7300万円(7.1%増)。

今期はグローバルな商品開発を進め、原材料の集約化による原価低減に取り組んだ。またパッケージサイズの小型化や梱包材の改善によって物流コストも低減している。

2017年12月に発足させたO2O(Online to Offline)プロジェクトでは、ネット上で店頭の商品の店内ローケーションや在庫の情報を提供し、顧客の来店や購買を促進する取り組みを行っている。具体的には、Web広告がどれだけ実際の来店を促しているかを計測するGoogle Store Visitを活用することで、マーケティング活動を効率的に行う取り組みを進めている。

国内ではニトリ5店舗、デコホーム5店舗、ニトリEXPRESS 3店舗を出店し、1店舗を閉店した。2018年3月にオープンしたデコホームトレッサ横浜店は、ロゴや看板を一新して、従来店舗とは異なるプレゼンテーションの売場づくりを行っている。国内店舗数は479店。

海外では、台湾で2店舗、中国で1店舗出店した。海外店舗数は、台湾29店舗、米国5店舗、中国25店舗の59店。

5月20日時点のニトリの国内・海外の店舗数は538店。

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