J.フロントnews|6月百貨店4.7%増/心斎橋12%増・札幌7%増と好調

J.フロントリテイリング(株)(東京都中央区、山本良一社長)が6月の売上げ速報を発表した。

百貨店事業の売上高は、大丸松坂屋百貨店合計が5.2%増で16カ月連続前年を超えた。また関係百貨店3店を含めた百貨店事業合計では4.7%増。15カ月連続でプラスとなり、引き続き好調を維持している。

店舗別に見ると、大丸東京店が5.0%増で22カ月連続、大丸札幌店が7.1%増で19カ月連続、大丸心斎橋店が12.3%増で18カ月連続と、前年実績を上回った。直営14店舗中、9店舗が前年をクリアした。関係百貨店の博多大丸は2.7%増だったが、下関大丸と高知大丸は苦戦した。

6月は、18日に発生した大阪北部地震で、関西地区店舗に影響が出た。しかし、前年に比べてクリアランス期間の土曜日が1日多かったこと、また訪日外国人客を中心に化粧品やラグジュアリーブランド、高級時計が伸長したこともあり、全体では好調だった。免税売上高は、対前年46%増。客単価は3%減少したものの、客数は50%増と大きく伸長した。

大丸札幌店は、4月25日にオープンした「美・食・雑貨」を組み合わせた新編集売場「KiKiYOCOCHO(キキヨコチョ)」が若い女性から支持され、売上げに貢献した。

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