良品計画news|第1Q 収益1065億円10%増・経常利益17%増/欧米市場苦戦

(株)良品計画(東京都豊島区、松﨑曉社長)が2019年2月期の第1四半期決算を発表した。

営業収益は1065億2100万円(前年同期比9.7%増)、売上高が1063億0700万円(9.6%増)と二桁近い伸びだ。また利益を見ても、営業利益133億1900万円(12.2%増)、経常利益134億4900万円(16.7%増)、四半期純利益95億4200万円(21.7%増)。営業収益対比営業利益率は12.5%、同経常利益率は12.6%で、高い数値だ。

同社が展開している店舗バナー(ブランド)は、無印良品、MUJIcom、MUJI to go、CafeMUJI、Café&Meal NUJI、IDEEだ。

国内事業は、営業収益が688億3000万円(6.5%増)、セグメント利益は88億8200万円(1.3%増)だ。国内店舗数は460店舗(前期末差6店舗増)となった。

衣料・雑貨では、「フレンチリネン」シリーズ、「靴下」「キャリーバッグ」シリーズが好調だった。生活雑貨では「導入液」などのスキンケアが牽引した。収納用品では「やわらかポリエチレン」シリーズ、食品では新規に投入した「スープカレー」や「小さめカレー」シリーズなどのレトルトラインが売上げを伸ばした。

東アジアの営業収益は291億5600万円(15.6%増)、セグメント利益は43億9900万円(36.6%増)だ。中国では、衣料・雑貨の売上げが好調だった。店舗数は337店舗(前期末差6店舗増)。

欧米事業は、営業収益49億6800万円(13.1%増)、セグメント損失2億7300万円(前年同期は3億3000万円の損失)と、わずかに損失幅は縮小したが、米国の改装店舗のオープンが遅れ、業績が回復していない。68店舗(前期末差4店舗減)。

西南アジア・オセアニア事業の営業収益は35億6500万円(24.2%増)、セグメント利益は5500万円(152.7%増)。69店舗(前期末増減なし)。オーストラリア市場が牽引している。

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