ハローズnews|第1四半期は店舗改装・商品開発・作業効率改善で増収増益

(株)ハローズ(本社:広島県福山市、 佐藤利行代表取締役社長)は2018年2月期第1四半期の業績(平成29年3月1日~平成29年5月31日)を発表した。営業収益は290億7500万円(前年同期比5.3%増)、営業利益は10億7800万円(3.1%増)、経常利益は10億5600万円(4.0%増)、四半期純利益は7億2300万円(6.4%増)の増収増益となった。*営業収益は、売上高と営業収入の合計

ハローズは1958年に設立。24時間365日営業で、究極の時間サービスを展開しているスーパーマーケットチェーン。現在、広島県(24店)、岡山県(24店)、香川県(11店)、愛媛県(7店)、徳島県(4店)、兵庫県(4店)の74店舗を展開しているリージョナルチェーンである。また5万㎡を超える「ハローズ早島物流センター」では物流や品質管理などを行い、その敷地内にはペットボトル、食品トレー、缶類などを回収し再資源化を図る「エコセンター」も併設している。

2018年2月期第1四半期は、販売促進面においては、1200品目を低価格で提供する「生活防衛企画」を継続した。また、生活必需品を中心に期間限定での低価格販売を実施した。さらに電子マネー機能付きポイントカード「ハロカ」の利用率向上に努め、商品面では、重点販売商品の育成およびプライベートブランド商品の開発を強化した。

店舗運営面では、2017年3月に香川県高松市の六条店、4月に岡山県倉敷市の中庄店、5月には岡山県岡山市の当新田店を新しいタイプの600坪型標準店舗へ大改装し、買物がしやすい環境づくりを図った。また、5月には広島県福山市の南松永店へセルフレジを導入し、利便性の強化にも取り組んだ。一方で、自動発注対象商品の拡大及び、複数店舗での品揃え変更など、欠品対策や作業効率の改善を図った。

またフードバンク事業運営団体への商品提供や、自社エコセンターによる資源の再利用等など社会貢献面への取り組みも継続している。3月には、くらしき作陽大学と連携し「500kcal台のバランスメニュー」第2弾を作成した。4月には店頭で回収したエコキャップの収益を、公益財団法人交通遺児育英会に寄付した。プライベートブランド商品の「味付けもずく」の一部収益で、原産地である沖縄県久米島の海を守る活動「ハロースマイルプロジェクト」も開始した。

店舗の改装や商品の開発強化、作業効率の改善にも努め、それに加え社会貢献への取り組みも果たし、第1四半期の業績は好調だった。

検索ワード:ハローズ  第1四半期  生活防衛企画  改装  プライベートブランド

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