ユナイテッドアローズnews|ネット通販伸長・在庫圧縮で第1Qは増収増益

(株)ユナイテッドアローズ(東京都港区、竹田光広社長)は、2018年3月期第1四半期の決算を発表した。

4月1日から6月30日までの業績は、売上高352億2800万円(前年同期比6.9%増)、営業利益24億3600万円(15.9%増)、経常利益24億8100万円(17.4%増)、純利益13億8300万円(6.0%増)と、増収増益となった。

売上高対比の営業利益率は6.9%、経常利益率は7.0%だった。

ユナイテッドアローズは、2018年3月期の単期経営方針として、「収益性の早期改善」を掲げ、第1に「売上総利益率の改善」、第2に「在庫効率の改善」、第3に「販管費率の改善」、第4に「ネット通販売上げの拡大による収益性の改善」という、4つの重点取り組み課題を定めている。

第1の売上総利益率の改善では、価格と価値のバランスを見極めた価格設定を行い、定価販売比率を高めた。またビジネス需要や式典需要などへの対応を強化したことで、売上総利益率が改善した。

第2の在庫効率の改善では、商品の品番数を削減し、シーズン投入量を抑制。さらに売れ行き動向に応じた追加生産を実施することで、在庫回転率向上を図った。期間末の棚卸し資産の前年同期末比0.5%増となっが、売上高伸長率(6.9%増)を大きく下回っている。

第3の販管費率の改善では、プロジェクトチームを結成して社内業務の棚卸しを行い、見直しと改善を進めた。販管費率は、増収に伴って相対的に固定費率が低減したことと、出店の抑制により、前年同期を0.8ポイント下回る47.3%となった。

第4のネット通販売上げの拡大による収益性の改善では、各ブランドサイトとユナイテッドアローズ オンラインストアの統合リニューアルを実施した。ネット通販店舗における在庫供給を増やして販売機会ロスを減らすなどした結果、単体のネット通販売上高は22.7%増と大きく伸長している。

出退店では、ユナイテッドアローズ事業3店、グリーンレーベルリラクシング事業2店、スモールビジネスユニット2店を出店して、1店を退店した。また、アウトレット2店の出店を実施した。結果、6月末の小売店舗数は224店、アウトレットを含む総店舗数は250店となっている。

アパレル小売業界にはセレクトショップというジャンルがある。特定のブランドの小売業ではなく、独自のコンセプトで選んだ商品を販売する店舗のことだが、ユナイテッドアローズはセレクトショップの雄。多肢にわたる店舗ブランド(バナー)を展開している。

代表的なバナーは社名になっている「ユナイテッドアローズ」。これは大人向けのライフスタイルを提案する。「グリーンレーベルリラクシング」は、ビジネス・カジュアルウェア、キッズ、生活雑貨を展開する。ユナイテッドアローズよりもリーズナブルな価格帯の商品揃えが特徴だ。
それ以外に、次期主力事業を目指す小型店として「ジュエルチェンジズ」「オデットエオディール」などがある。

通期の業績は、売上高1538億5900万円、営業利益99億5300万円、経常利益101億円、当期利益54億9600万円を見込んでいる。

検索ワード:ユナイテッドアローズ 第1四半期 決算

関連カテゴリー

決算 最新記事

一覧

最新ニュース

一覧