高島屋news|7月はインバウンド・高額品が好調で百貨店事業0.3%増

(株)高島屋(大阪市中央区、木本茂社長)が7月度の営業成績を発表した。

高島屋直営の国内13店舗の7月の売上高は、インバウンドと高額品が貢献して、前年と比べてほぼ横ばいだった。
店舗別概況は、大阪店4.2%増、堺店5.7%▲、京都店0.3%増、泉北店▲5.3%、日本橋店▲1.4%、横浜店▲0.6%、港南台店▲2.8%、新宿店▲2.0%、玉川店▲3.7%、立川店▲2.5%、大宮店▲5.0%、柏店8.7%増であった。地域によって売上げの格差が大きいことがわかる。

一方、子会社4社の概況は(株)岡山高島屋が▲0.4%、(株)岐阜高島屋が▲0.8%、(株)米子高島屋が▲15.8%、(株)高崎高島屋が▲7.9%であった。
上記高島屋の国内百貨店13店と子会社国内百貨店4社、計17店の売上高では、0.3%の増収であった。

商品別売上げは、身のまわり品が4.3%、家庭用品が0.9%、食料品が0.5%、雑貨が6.6%及びサービスが44.6%増加している。しかし、百貨店の中心的商品ともいえる衣料品が5.5%減少している。食堂・喫茶も1.5%の減少、その他が9.0%の減少。

店頭とは別に、会社等の法人に対する売上高は21.1%増加となっている。これは国内の景気が回復基調にあることを示している。

しかし、百貨店の中心的事業は個人の顧客に対する販売である。百貨店の業態問題も含めて、今後の推移を見ていくべきだろう。

検索ワード:高島屋 2017年7月 月次営業

関連カテゴリー

決算 最新記事

一覧

最新ニュース

一覧