良品計画news｜8月は夏物セールと秋物上昇で既存店売上高12.5％と二桁増

(株)良品計画（東京都豊島区、金井政明代表取締役社長兼執行役員）が8月の月次概況を発表した。
直営既存店売上高は12.5％増、西友を含むL.Sの既存店は9.8％増、直営+L.Sの既存店は12.2％増、全社では20.2％増と大幅な増加となった。また海外供給を除く全社売上高は13.3％増だった。＊L.S（ライセンスドストア）とは、ファミリーマート・comKIOSK以外の商品卸売先の店舗のこと）。

〈直営既存店〉
売上高は12.5％増。
部門別では、衣服・雑貨15.9％増、生活雑貨10.7％増、食品10.9％増。
客数は10.3％増。
客単価は2.0％増。

〈直営全店〉
売上高は16.5％増。
部門別では、衣料・雑貨18.7％増、生活雑貨15.3％増、食品15.2％増。
客数は13.4％増。
客単価は2.7％増。

8月は天候には恵まれなかったが、衣服・雑貨の夏物セール品が売上げを伸ばした。それに加えてウールシルクカーディガン、綿混UVカットパーカーなどの秋物の動きが例年より早く見られた。また前年よりも定番商品の在庫を多くしたことで、スニーカー、靴下、肌着やパジャマなどが好調に推移した。

生活雑貨は売れ筋商品に加えて、商品を大幅に見直し売場を広げた「オーガニックコットンしなやかタオル」シリーズの売れ行きが好調だった。食品ではレトルトカレーシリーズが新規商品を加えたことで、さらに売上げを伸ばした。

無印良品は2017年2月現在、国内で直営店328店、L.S90店、合計418店舗を、その他の店舗としてCafé&Meal MUJI 23店、IDÉE 11店、国内合計では452店舗を展開している。2017年2月期の売上高は3332億円。

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