アインnews|2017上半期決算/売上高1323億円13%増・経常利益62%増

薬局事業と小売事業を展開する(株)アインホールディングス(札幌市、大谷喜一社長)は、2018年4月期の第2四半期決算を発表している。

2017年5月から10月までの上期の業績は、売上高が1323億4200万円(前年同期比13.3%増)、営業利益は83億6700万円(65.7%増)、経常利益は86億6500万円(62.1%増)と大幅な増収増益。また、純利益も44億1800万円(54.7%増)となった。

主力の調剤薬局部門の売上高は、1179億9100万円(13.1%増)、セグメント利益は97億0200万円(29.5%増)と全体をけん引した。既存店売上高は、処方箋1枚当たりの売上高の上昇により、増収となった。グループ全体で18店舗を出店し、39店舗を閉店した。その結果、10月末段階の薬局総数は1045店舗。

ドラッグストア事業の高上高は、115億6600万円(12.4%増)、セグメント利益は1億6300万円(前年同期は3億8400万円の損失)で、利益面では大きく回復した。出店は「アインズ&トルペ 小田急百貨店町田店」(東京都町田市)1店舗、閉店は3店舗。10月末段階のドラッグストア総数は50店舗。

ドラッグストア業界は、同業間による同質化競争、業種間を超えたM&Aが進み、市場環境も厳しくなりつつある。それでもドラッグストア業態には追い風が吹いている。

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