コジマnews|第1Q「コジマ×ビックカメラ」への転換進め売上高533億4.4%増

(株)コジマ(栃木県宇都宮市、木村一義会長兼社長)が2018年8月期第1四半期の業績を発表した。

2017年9月から11月までの3カ月の実績は、売上高533億8400万円(前年同期比4.4%増)、営業損失3億3200万円(前年同期営業損失6億0300万円)、経常損失3億3300万円(前年同期経常損失5億9400万円)、純損失4億1300万円(前年同期四半期純損失8億5600万円)となった。

同社は企業理念を「お客様第一主義を実践し、最高のサービスをお客様に提供することで社会に貢献する」として、スローガンは「くらし応援コジマ」を掲げている。

2012年5月にビックカメラと資本業務提携契約を締結。2013年6月には2社連名の看板1号店「コジマ×ビックカメラ小倉店」を開店。2016年5月には100店舗となった。この統合によって売場の拡充や専門性の向上に取り組み、モノからコト軸への提案を進めている。

たとえば地域特性に合わせた店頭イベントを開催する。社員が自宅訪問をして、困り事を解決する「コジマくらし応援便」を実施している。さらに「サービスサポートカウンター」の設置店拡大で買取や購入後のサポートの充実を図る。

ほかにも公式携帯アプリによる限定クーポン、チラシ閲覧、来店スタンプサービスを開始した。2017年6月にはクレジット・電子マネーWAON機能付きポイントカード「コジマ×ビックカメラカード」を発行した。2017年9月からはインターネット通販において分割払いを拡充している。

店舗については、2017年10月5日に神奈川県横浜市に「コジマ×ビックカメラ西友二俣川店」、11月24日に愛知県日進市に「コジマ×ビックカメラプライムツリー赤池店」を開店した。一方で「NEW和歌山店」を閉店し、スクラップ&ビルドを進めている。これにより2017年11月末現在の総店舗数は140店となった。

今後も引き続き、ビックカメラ流の体験提案型の売場や豊富な商品を扱う「コジマ×ビックカメラ店」への転換を進めていく。

通期の売上高は2390億円(2.7%増)、営業利益は30億円(9.2%増)、経常利益は26億円、当期純利益は17億円を見込んでいる。

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