キャンドゥnews｜売上高688億円1.2%増･経常利益7%減の増収減益

(株)キャンドゥ（東京都新宿区、城戸一弥）が2017年11月期の本決算を発表した。

売上高688億2900万円（前期比1.2％増）、営業利益20億7300万円（11.5%減）、経常利益22億7300万円（7.1％減）、当期純利益10億1000万円（5.3％減）と、増収減益であった。

売上高対比営業利益率は3.0%、同経常利益率は3.3%。

各事業の業績は、直営店売上高607億5600万円（構成比88.3％、前期比1.2％増）、FC店への卸売上高73億4700万円（構成比10.7％、3.0％減）、その他売上高7億2500万円（構成比1.0％、20.6％減）となった。

キャンドゥでは、他社との差別化を推進するため、オリジナル商品「Do！STARS」シリーズの開発強化と、ホームページをプラットフォームとする、SNSを通じた商品情報発信を継続して行った。とくに顧客ニーズの高い趣味・嗜好品、コスメ、文房具、日用品カテゴリーでは、実績のある著名キャラクターや人気ブロガーとのコラボレーション商品を追加している。

店舗における4S（整理・整頓・清掃・清潔）を基本に、商品発注から商品の受け入れ、陳列に至るまで店舗内作業の基本ルールの徹底により、店舗運営の効率化と標準化、在庫管理の徹底を進めた。

新規出店は直営店64店舗、国内FC17店舗、海外FC4店舗の計85店舗。その結果、期末店舗数は直営店683店舗、国内FC297店舗、海外FC14店舗の計994店となった。

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