三越伊勢丹news|3月売上高は前年比3.5%減/基幹3店はまあまあ健闘

(株)三越伊勢丹ホールディングス(東京都新宿区、杉江俊彦社長)が、3月の売上速報を発表した。

3月の国内百貨店売上高は952億7575万円で前年同期比3.5%減だった。

伊勢丹新宿店、三越日本橋店、および三越銀座店の都心の基幹3店は、3月の売上合計が465億3100万円(1.9%減)だが、2017年4月から12カ月累計売上高は5173億7000万円(0.5%増)と、通期では強さを見せている。

一方、基幹店を除く伊勢丹立川店、伊勢丹松戸店、伊勢丹浦和店、伊勢丹相模原店、伊勢丹府中店の伊勢丹支店合計は126億6700万円(33.9%減)、12カ月累計売上高は1312億4549万円(9.7%減)と厳しい結果だ。首都圏の伊勢丹の支店が苦しい状況を示している。

また、国内グループ10百貨店の3月売上合計は360億7770万円(0.6%増)と、3月の前年比はプラスに転じた。12カ月累計では4055億4470万円(0.1%増)で底堅さを維持した。この10店はさっぽり丸井三越、函館丸井今井、仙台三越、新潟三越伊勢丹、静岡伊勢丹、名古屋三越、広島三越、高松三越、松山三越、岩田屋三越で、このうち、3月に前年クリアしたのは、札幌、新潟、名古屋、福岡の岩田屋だった。

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