関西スーパーnews|年商1227億円1.7%増・経常利益5.4%増の収益改善

(株)関西スーパーマーケット(兵庫県伊丹市、福谷耕治社長)が2018年3月期決算を発表した。

営業収益は1227億1300万円(前年同期比1.7%増)、営業利益20億5200万円(13.6%増)、経常利益23億7400万円(5.4%増)、純利益12億4200万円(64.1%増)の増収増益だ。

純利益が大きく増加したのは、前年度に投資有価証券売却損が1億1875万円と減損損失が6億9236万円あったためである。

営業利益率1.7%、経常利益率1.9%。

店舗運営では、スチームコンベンションや自動食洗機など新たなハードを導入することで、作業工程数の削減を図った。それとともに、自動発注やキャッシュリンクなどのシステム導入によって作業自体をなくすことにも取り組んだ。

セルフレジは19店に導入。引き続き全店導入を目指す。またデータ管理をもとに「適正作業システム」を構築し活用することで、自然に数値改善が行われるマネジメント活動を進めている。

既存店改装は、5月に八多店(神戸市北区)、7月に河内磐船店(大阪府交野市)、10月に奈良三条店(奈良県奈良市)、11月に琵琶店(神戸市灘区)、2018年3月に江坂店(大阪府吹田市)の5店を行った。関西スーパーマーケットモデル店舗である「中央店」型店舗に変えている。また移動スーパー「とくし丸」事業は5号車まで開業している。

2017年に資本提携したエイチ・ツー・オーリテイリング(株)の「阪急の味」「阪急ベーカリー」「惣菜」商品の導入、プロジェクトチームによる新たな産地の開拓や商品開発も進む。

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