イオンnews|ローラアシュレイ事業から9月に撤退・124店舗閉鎖

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イオン(株)(千葉市美浜区、岡田元也社長)がインテリア・アパレル専門店「ローラアシュレイ」の販売を2018年9月17日のブランドライセンス契約満了時をもって終了する。運営しているローラアシュレイジャパン(株)は、日本国内108店舗、台湾12店舗、香港4店舗を展開しているが、同日付で販売を終了し、店舗は閉鎖される。従業員はグループ会社での雇用を継続する。

ローラアシュレイジャパンは、イオン(当時ジャスコ)の海外専門店事業の強化に伴って1986年に合弁会社として設立された。現在の出資比率はイオンが82.4%、Laura Ashley Holdings Plcが26.8%、その他0.8%。英国らしい花柄をモチーフにしたファブリックを特徴として、カーテンやインテリア雑貨といったホームファニシング、レディスアパレルなどを扱う。また、店舗だけでなく、住宅モデルハウスやホテルといった法人向けビジネスも行っていた。

イオンでは、2017年度からのグループ3カ年中期経営計画で、グループ企業の戦略的整理・統廃合を進める方針を打ち出している。岡田元也社長も2017年12月12日に記者発表して、事業枠組みの大胆な改革策を発表している。それは月刊『商人舎』1月号で解説を加えて報道している。32年目のローラアシュレイ事業からの撤退もその一環となる。

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