格安スマホ第2弾「イオンスマホ」月額1980円を447店舗で販売開始

イオンが第2弾カクヤススマホ「イオンスマホ」を今日7月4日、全国のイオンで発売を開始。

この「イオンスマホ」とは、本体機種geanee「FXC-5A」と音声通話スマートプランを一緒にしたサービスの呼称。第2弾「イオンスマホ」は、通話・通信基本料金と本体代金を合わせて月額1980円(税込2138円)。第1弾2980円から価格をさらに3分の2の1980円に大幅ダウン。

しかも動画も楽しめる通信速度を用意した。

販売台数は5万台で、イオン447店舗が取り扱う。

 

aeon

 

今年4月に「イオンスマホ」2980円で格安スマホの話題をさらったが第1弾は発売1カ月で用意した8000台を完売。
主な購入者はG・G世代と呼ばれる高齢者だった。スマホの契約料金は月額7000円程度。高齢者にとって月々の出費としては痛い。しかし、アクティブG・G世代、スマホを使ってみたいというニーズは強かった。それが8000台1カ月で完売の状況を生んだ。

 

もうひとつ、イオンがターゲットにしていたのは、イオンのメイン顧客である主婦。

しかし、第1弾「イオンスマホ」はトレードオフの考えから通信速度を制限したため、You Tube等の動画が見られなかった。しかし主婦にとって、とりわけ若い主婦にとって、動画はトレードオフされたくない機能のひとつ。

 

そこで、第2弾では動画視聴可能な通信速度を用意し、主婦層をターゲットにする。画面も動画が見やすい5インチサイズ。

 

1980円のスマホを4人家族で使えば月々の基本料金は8000円。一般スマホの基本料金7000円と比較すると、年間6万円の節約になる。だからイオンのうたい文句は「家計が変わる!くらしが変わる!」

 

もうひとつ、第2弾「イオンスマホ」はミニストップ51店舗でも販売される。実験的な試みだが、「コンビニでスマホが買える時代に」(イオン)になってきた。

 

3000円以下のスマホ市場には、ビックカメラ、ノジマ、エディオンなど大手家電量販店や通信サービス会社が参入している。格安スマホはマイナーな機種の端末を採用し、通信回線を間借りする形でサービスを提供することで、価格ダウンを実現する。

 

イオンが仕掛ける格安スマホは、トレードオフによって価格ダウンを図るチェーンストアのPB戦略そのもの。スマホが急速にコモディティ化してきているのは間違いない。

 

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