セブン&アイnews|セブンプレミアム1兆5000億円目指し生鮮ライン追加

㈱セブン&アイ・ホールディングス(代表取締役社長:井阪隆一)は、プライベートブランド「セブンプレミアム」10周年を機に、ブランド強化の施策を打ち出した。

3年後の2019年度の売上目標は、1兆5000億円。2016年度の売上見込みが、1兆1500億円だから、30%の伸び率。
また総アイテム数も2016年度の3650品目から2019年度までに4200品目へと拡大する計画だ。また、年間売上高10億円以上の商品を、現在の192品目から、2019年度末までに300品目に広げたいとする。

 

その施策は4つ。
第1に、生鮮「野菜・果物」、「精肉、卵」、「鮮魚」の生鮮3品の新PB「セブンプレミアムフレッシュ」を、3月から発売する。

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ブランドロゴカラーは、野菜・果物は緑、精肉は赤、鮮魚は青。

すでに3月9日から、「セブンプレミアムフレッシュ濃厚旨みバナナ」(税別298円)をイトーヨーカドー、ヨークマート、ヨークベニマルで順次販売している。
精肉商品では、3月11日から「セブンプレミアムフレッシュアトランティックサーモン」(100g、税別398円)をイトーヨーカドー、ヨークマート、ヨークベニマル、シェルガーデンで、さらに「セブンプレミアムフレッシュカナダポーク」(100g、148円)を3月20日からヨークマート、ヨークベニマルで、順次発売する。

第2は、セブン‐イレブンオリジナルのパン・ペストリー「焼きたてパン」をセブンプレミアムに統一。また使用している乳化剤・イーストフードを2017年度以降、すべての商品で不使用をめざす。

第3は、環境配慮の取り組みとして、2019年度末までに、リサイクルPETやエコナノラベル、植物性インキの使用等、環境対応商品を拡大する。2019年度末までには全商品への植物性インキの使用をめざす。

第4は、菓子類の約20品目を、海外では「セブンセレクト」等の別ブランドで展開しているが、2017年度中に、北京以外の中国大陸(広州、マカオを除く)へ拡大し、全体で約2000店舗での展開をめざす。

イオンのトップバリュを抜いて、今や、日本のPBナンバー1となったセブンプレミアム。1兆5000億円の目標に対して、生鮮食品領域を拡大することは必然的な動きだ。ただし、それをコンビニのセブン-イレブンで販売するわけではない。脱セブン-イレブンのセブンプレミアムがどれだけのボリュームを持つかという点に興味は集中する。

 

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