ユニーnews|店舗の食品残渣使った食品リサイクルPB「eco!on」培養土販売

ユニー(株)(愛知県稲沢市、佐古則男社長)は、3月27日(火)から、食品リサイクルによってできた堆肥を使用したプライベートブランド「eco!on 食品リサイクル 堆肥配合培養土」を、中京地区を中心としたアピタ・ピアゴ58店舗で販売する。

同社は2017年9月に、「eco!on オーガニック収穫セット」を販売している。これは店舗から排出された生ごみなどの食品残渣を原料にしている。食品残渣からできた堆肥を使用した培養土と、オーガニック種子、肥料をセットにした商品だ。今回は、園芸では使用頻度の高い培養土を販売する。16Lで税抜き価格498円。

培養土に使われる堆肥には、腐植フルボ酸を配合している。腐植フルボ酸にはいやな臭いを抑え、土壌pHの変動を調整する機能がある。また、有機物と微量要素を含み、培養土の地力を高めるabコンボや、植え付け直後から4カ月間ゆっくり効くIB肥料を配合しているため、肥料を吸収しやすい。

ユニーは「エコ・ファースト企業」を掲げる。国連サミットで採択された17項目の「持続可能な開発目標=Sustainable Developnent Goals」に沿った活動を進めている。食品残渣を利用する食品リサイクル商品「eco!on」は、この中の「12 つくる責任つかう責任「15 陸の豊かさも守ろう」「17 パートナーシップで目標を達成しよう」の目標達成に繋がるとしている。

■ユニーの食品リサイクル

最後に、Sustainable Developnent Goalsを記しておこう。
目標1:あらゆる場所で、あらゆる形態の貧困に終止符を打つ
目標2:飢餓に終止符を打ち、食料の安定確保と栄養状態の改善を達成するとともに、持続可能な農業を推進する
目標3:あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を推進する
目標4:すべての人々に包摂的かつ公平で質の高い教育を提供し、生涯学習の機会を促進する
目標5:ジェンダーの平等を達成し、すべての女性と女児のエンパワーメントを図る
目標6:すべての人々に水と衛生へのアクセスと持続可能な管理を確保する
目標7:すべての人々に手ごろで信頼でき、持続可能かつ近代的なエネルギーへのアクセスを確保する
目標8:すべての人々のための持続的、包摂的かつ持続可能な経済成長、生産的な完全雇用およびディーセント・ワークを推進する
目標9:レジリエントなインフラを整備し、包摂的で持続可能な産業化を推進するとともに、イノベーションの拡大を図る
目標10:国内および国家間の不平等を是正する
目標11:都市と人間の居住地を包摂的、安全、レジリエントかつ持続可能にする
目標12:持続可能な消費と生産のパターンを確保する
目標13:気候変動とその影響に立ち向かうため、緊急対策を取る
目標14:海洋と海洋資源を持続可能な開発に向けて保全し、持続可能な形で利用する
目標15:陸上生態系の保護、回復および持続可能な利用の推進、森林の持続可能な管理、砂漠化への対処、土地劣化の阻止および逆転、ならびに生物多様性損失の阻止を図る
目標16:持続可能な開発に向けて平和で包摂的な社会を推進し、すべての人々に司法へのアクセスを提供するとともに、あらゆるレベルにおいて効果的で責任ある包摂的な制度を構築する
目標17:持続可能な開発に向けて実施手段を強化し、グローバル・パートナーシップを活性化する

詳細は国際連合広報センター「持続可能な開発のための2030アジェンダ採択 — 持続可能な開発目標ファクトシート」にある。

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