近鉄百貨店news|新「中期経営計画」推進するために5/24業務組織を改正

(株)近鉄百貨店(大阪府大阪市、髙松啓二社長)は5月24日に、業務組織の改正および役員担当業務の変更、人事異動を行った。これは、新「中期経営計画」に基づく諸施策を強力に推し進めることを目的としている。

第1に、営業部門を営業統括本部1本部体制から「百貨店事業本部」「商業開発本部」の2本部体制に再編成する。百貨店事業を補完する商業開発事業の強化を図るためだ。

①百貨店事業本部
現行の店舗リーシング・MD政策部が所管する業務のうち、専門店等における「リーシング業務」を商業開発本部リーシング部に移管する。そして、自主事業部と統合し「商品政策推進部」に名称変更する。

②商業開発本部
開発・店舗リーシング・運営管理業務を一元的に行うため、「企画開発部」および「リーシング部」を新設する。また、商業開発事業の強化を図るため、運営部を2部体制から「3部体制」にする。さらに専門店化を進める東大阪店、生駒店、草津店を新たに所管する。

第2に、業務の効率化、高度化を進めるために、3つの営業支援部門を再編成する。

①総合企画本部
中期経営計画の課題、新規事業開発および情報戦略の強化を図るために、「事業開発部」と「IT戦略部」を新設する。また、総合企画本部マーケティング戦略部の所管業務を「百貨店事業本部営業推進部」に移管する。

②総務本部の再編成
現行の4部体制から「総務・広報部」「法務・CSR推進部」「人事部」の3部体制に集約する。それとともに、「給与・厚生業務」を人事部から業務本部に移管する。

③経理本部の再編成および名称変更
経理本部を「業務本部」に名称変更して、その配下の4部体制を「財務企画部」「事務管理部」「物流部」の3部体制に集約する。

また、組織変更に伴い、同日役員担当業務を変更する。

福田正男 代表取締役 専務執行役員は、総務本部および経理本部担任から「総務本部および業務本部担任」に異動する。

秋田拓士 代表取締役 専務執行役員は、営業統括本部長から「百貨店事業本部および商業開発本部担任」に異動する。

尾原謙治 取締役 常務執行役員は、統括本部 奈良店長から「百貨店事業本部 奈良店長」に異動する。

吉田茂 取締役 常務執行役員は、営業統括本部 本店長から「百貨店事業本部 外商本部長および法人外商本部長」に異動する。

速水良照 取締役 常務執行役員は、営業統括本部 副本部長から「百貨店事業本部長」に異動する。

矢田浩司 取締役 常務執行役員は、営業統括本部 副本部長および商業施設運営本部長から「商業開発本部長」に異動する。

久保俊雄 執行役員は、「取締役 常務執行役員」に昇格し、営業統括本部 本店副店長から「百貨店事業本部 本店長」に異動する。

*本記事は企業ニュースリリースをもとに作成している。

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