イオンnews|6/1から限定5店舗で「福島鮮魚便」をコーナー展開

福島県と福島県漁場協同組合連合会、イオンリテール(株)(千葉市美浜区、岡崎双一社長)は、2018年6月1日から2019年2月28日まで、東京都と埼玉県の「イオン」「イオンスタイル」のうち、限定5店舗で「福島鮮魚便」コーナーを展開し、 福島県で水揚げされた水産物を販売する。

福島県沖には、黒潮と親潮が出会う、潮目の恩恵を受けた豊かな漁場が広がっている。東日本大震災前の港にはカツオやヒラメをはじめ、約200種類の魚介類が水揚げされていた。沿岸での試験操業は現在も続いているが、本年の消費者庁の調査では、福島県産食品の購入を「ためらう」と答えた人の割合が、約13%と過去最低を更新している。こうしたなか、福島県、JF福島漁連、イオンリテールは、福島県で水揚げされた新鮮な魚を全国に先駆けて販売することを決定した。

実施する店舗は、イオン板橋店(東京都板橋区)、イオン東久留米店(東京都東久留米市)、イオンむさし村山店(東京都武蔵村山市)、イオンスタイル品川シーサイド(東京都品川区)、イオンスタイルレイクタウン(埼玉県越谷市)の5店舗。

イオンリテールは東日本大震災後の2012年から、小名浜港で水揚げされたカツオの取扱いをいち早く再開した。また6月15日に開業する「イオンスタイル いわき小名浜」においても福島県産の水産物を積極的に販売していく方針だ。

【結城義晴の述懐】イオンの「福島鮮魚便」は、いい企画だ。風評被害がいまだ完全には消えない福島を小売業として支援する。トップ企業の矜持と言えるだろう。

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