ユニーnews|PB商品パッケージを「水性グラビア印刷」でCO2削減

ユニー(株)(愛知県稲沢市、佐古則男社長)は、1月15日(月)より、PB(プライベートブランド)商品のパッケージを変更する。従来の油性グラビア印刷から、有機溶剤削減が期待できる、水性グラビア印刷に切り替える。

同社は、すべてのPB商品のパッケージを環境に配慮したものにする、という目標を掲げている。今回は、菓子など42品目を順次切り替え、今後2年をめどに約400品目を目指す。

水性グラビア印刷の商品は、一般社団法人健康ビジネス協議会の「水性印刷商品認証制度」の対象となり、「水性印刷商品認証マーク」とともに、環境に配慮した同社オリジナル商品に付いている「eco!on(エコオン)」マークも一緒に表示する。

水性グラビア印刷の特長は、溶剤回収工程で発生する排ガスの溶剤燃焼処理が不要となること。燃焼用エネルギーの削減、二酸化炭素の大気放出も低減し、環境への負担を減らすことができる。また、包装内に残留する有機溶剤を低減させ、食品の香りと品質を維持できる。

水性グラビア印刷用の水性インキは、油性インキよりも乾きにくいため、グラビア印刷の一つずつの穴(ドット)が小さく、浅くなる。これによって、デジタルカメラで言う「画素数」が多くなり、細かい部分のカラー再現性がよくなる、というメリットもある。

検索ワード:ユニー PB商品 パッケージ 水性グラビア印刷

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