イケアnews|3度目の「さらに、低価格」70品目実施/’18年度860点値下げ計画

イケア・ジャパン(千葉県船橋市、ヘレン・フォン・ライス社長)は、4月12日(木)から70点以上の商品を値下げしている。

たとえば写真の「EKTORP 2人掛けソファ」は3万9990円が3万4990円と5000円の値下げ。ほかにも「PRINSBO LEDナイトライト」は3499円から500円ダウンの2999円、「JANINGE チェア」は、6990円から991円ダウンの5999円で販売する。

この「さらに、低価格」は2017年8月24日から始まり、3度目の実施となる。2018年度は、約860点を対象に値下げしていく予定だ。

イケアは自社企画製造であり、かつ人気商品を大量生産することで低価格化を実現している。また、商品をくり返し量産する過程で効率化や改善が図られ、それが製造コストの削減につながっている。さらにサプライヤーからの直接輸送や、梱包材の削減、輸送時の効率的な搭載などで輸送コストを抑えることができる。こうした取り組みから、利益が出れば商品価格に還元する。それが「さらに、低価格」という値下げ施策になる。この好循環を生み出しているのがイケアの強みだ。

ニトリの低価格化戦略がイケアを脅かしているのも事実だろう。

【結城義晴の述懐】ウォルマートはエブリデーロープライスを旗印にしている。毎日特売価格での提供。さらに販売量が増えると見込まれた商品はメーカーやベンダーと協力して「ロールバック」をする。これこそイケアの「さらに、低価格」そのものだ。

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