5月百貨店インバウンド動向|売上高49%増で18カ月連続/人気1位は化粧品

日本百貨店協会のインバウンド推進委員会が、2018年5月の「インバウンドの売上動向」を発表した。5月の調査対象は93店舗。

免税総売上高は287億7000万円、前年同月比にして49%増となり、18カ月連続で前年を上回っている。このうち、一般物品は160億円で44.4%増、消耗品(化粧品・食料品等)は127億7000万円で55.1%増だった。

また、購買客数は49.3%増加して、45万9000人。2013年2月から64カ月連続で伸長している。1人当たりの購買単価は0.2%前年に届かず、6万3000円。ただし、実額は今年が6万2700円で、昨年の6万2800円と100円の差。

外国人観光客の人気商品は、1位が化粧品、2位はハイエンドブランド、3位は婦人服飾雑貨、4位は食品、5位は婦人服。

免税手続きカウンターでの国別購買は、1位が中国、2位が韓国、3位香港、4位台湾、5位タイ、6位シンガポール、7位マレーシア。近隣のアジア諸国が上位を占める。

[一般物品と消耗品の比率]*画面上で2回クリックすると拡大できます

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