9月大店立地法届出|36件申請/パワーコメリ9000㎡・カインズ8000㎡

経済産業省が9月の「大規模小売店舗立地法にともなう新設届出申請」を発表した。
件数は36件で、エリア別件数は以下の通り。

東北  2(青森県1 山形県1)
関東13(茨城県1 栃木県1 千葉県1 東京都1 新潟県2 長野県1 山梨県2 さいたま市1 千葉市1 横浜市1 浜松市1)
中部 3(愛知県1 岐阜県1 石川県1)
近畿 7(福井県1 滋賀県1 大阪府2 奈良県1 大阪市2)
中国 2(広島県1 岡山市1)
四国 4(徳島県1 愛媛県2 高知県1)
九州 4(福岡県1 大分県1 鹿児島県1 福岡市1)
沖縄 1(沖縄県1)

9月の申請で多かった地域は関東の13件。近畿の7件がそれに続く。


(経済産業省出典の資料をもとに商人舎にて作成)

9月最大面積の案件は8906㎡の滋賀県の「コメリパワー米原店」で、2018年6月20日に出店予定。
ホームセンターを運営するコメリの店舗フォーマットは3形態。近くて便利な小型専門店「ハード&グリーン」、快適な住まいづくりを提案する中型店「ホームセンター」、そして、多彩なニーズに応える住まいのプロジェクトセンターであるメガホームセンターの「パワー」。
今回出店するのはこの大型フォーマットの「パワー」だ。

次に面積が広いのは、大阪府の「 (仮称)カインズ大阪太子店」で8092㎡。2018年5月23日オープン予定。
コメリと同じホームセンター業態のカインズは、27都道府県下に207店舗(平成29年4月末現在)を展開する。べイシアグループに属する。同グループにはスーパーマーケットのベイシアやコンビニエンスストアのセーブオンなどがある。グループ企業が集積するショッピングモールの開発も進んでいて、カインズやベイシアを核店舗として展開するケースが多い。

ほかに5000㎡以上は3件。
①岡山市 (仮称)「ラ・ムータウン岡山中央店」 6644㎡ 2018年4月1日新設。
②さいたま市 (仮称)「山一ビル東大宮計画」  5726㎡。2018年9月1日新設。
③沖縄県 「モノレール旭橋駅周辺第一種市街地再開発事業(北工区)」 5414㎡。2018年5月30日新設。

毎月多数出店申請するコスモス薬品は愛媛県と大分県に1件ずつの出店にとどまった。

詳細は経済産業省発表の下記表を参照。

⇒大規模小売店舗立地法(新設)届出の概要【2017年9月末】
⇒大規模小売店舗立地法(新設)届出件数【2017年9月末】

*商人舎magazineのDATABASEにも掲載中。

検索ワード:経済産業省  大規模小売店舗立地法  9月  コメリ  カインズ

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