11月ホームセンター統計｜総販売額0.5％増/コーナン･コメリ既存店4％増

経済産業省発表の「商業動態統計速報」によると、11月のホームセンター販売額は2751億円で、前年同月比0.5％の増加。

（経済産業省大臣官房調査統計グループ編商業動態統計月報より）

プラスとなったのは、「その他」8.0％、「DIY用具・素材」2.5％、「カー用品・アウトドア」1.0％、「ペット・ペット用品」0.5％の4カテゴリー。一方マイナスは、「インテリア」▲5.8％、「電気」▲1.8％、「家庭用品・日用品」▲1.0％、「園芸・エクステリア」▲0.5％、「オフィス・カルチャー」▲0.2％の5項目。

ホームセンター業界の主要4社およびニトリの11月概況を報告する（％は前年同月比）。

(株)ニトリ
[既存店]　売上げ ▲1.9％   客数   +1.2％    客単価 ▲3.1%
[全　店]　売上げ +4.9％    客数 +11.7％    客単価 ▲6.1％

DCMホールディングス(株)
[既存店]　売上げ ▲4.7％ 　 客数 ▲4.4%　客単価 ▲0.3％
[全　店]　売上げ ▲0.5％　  客数 ▲0.2％　客単価 ▲0.3％

(株)コメリ
[既存店]　売上げ +4.0％　客数 +0.8%　 客単価 +3.1％
[全　店]　売上げ +6.6％　客数 +2.6％　 客単価 +3.9%

コーナン商事(株)
[既存店]　売上げ +4.4%　 客数 +4.1％　 客単価 +0.3％
[全　店]　売上げ +8.7％　 客数 +7.8% 　客単価 +0.9％

(株)ナフコ
[既存店]　売上げ ▲2.6％ 　客数 ▲3.1％　 客単価 +0.5％
[全　店]　売上げ ▲2.0%    客数 ▲2.7％　 客単価 +0.6%

主要5社の既存店売上げを見ると、コーナン商事とコメリの2社が前年同月を上回った。ともに約4％のプラス。ニトリ、DCM、ナフコの3社は前年割れ。7月からプラスが続いていたニトリは、5カ月ぶりにマイナスとなった。

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