2月商業動態統計|卸・小売の商業販売額36兆円/小売業11兆円1.6%増

経済産業省から2月度の商業動態統計速報が発表された。

2月の「卸売業」と「小売業」を合わせた商業販売額は36兆4970億円で、前年比3.3%増だった。しかし季節調整済みでは0.8%前年を下回った。

卸売業の販売額は、25兆5350億円で4.0%プラス。季節調整済みは1.2%の減少。農産物・水産物7.0%をはじめどの業種も好調だったが、医薬品・化粧品だけが3.4%のマイナスだった。


(経済産業省大臣官房調査統計グループ編商業動態統計月報より:以下同じ)

その中で、大規模卸売店の販売額は9兆3357億円で2.3%前年を上回った。非鉄金属14.4%、鉄骨11.3%、建築10.2%と二桁増が並ぶが、一方で鉱物▲30.9%、その他の輸送用機械器具▲21.6%は大きく前年を下回った。

小売業の販売額は10兆9630億円の1.6%増。季節調整済みでは0.4%の増加だった。商品別に見ると燃料小売業12.7%をはじめ5業種が前年をクリアしたが、自動車など3業種は前年を下回った。

業態別に見てみよう。百貨店とスーパーは既存店の伸び率も発表されている。

[百貨店]
全店売上高4702億円で▲1.5%(既存店0.3%、以下同じ)。季節調整済みは▲0.3%の低下。
衣料品は▲2.0%(±0.0%)、飲食料品は▲3.2%(▲1.6%)、その他1.0%(2.8%)。
百貨店主力の衣料品は紳士服と婦人・子供服、その他は前年を下回り苦戦したが、身の回り品は3.5%と唯一プラスだった。

[スーパー] 〈総合スーパーと大手食品スーパーマーケット〉
全店売上高9863億円で1.5%(0.7%)。季節調整済みは▲0.6%。
衣料品は▲7.1%(▲4.5%)、飲食料品は2.6%(1.5%)、その他0.6%(▲0.3%)。
主力部門の飲食料品は、全店・既存店ともに伸長したが、衣料品は大きく減少した。

[コンビニエンスストア]
売上高の合計は8675億円で1.6%の増加。
商品販売額合計は8208億円でプラス1.9%。内訳は、ファストフードおよび日配食品3.0%、加工食品2.1%、非食品0.3%と全部門が前年をクリアした。一方でサービスは▲3.7%と前年を下回った。店舗数は0.1%増えて5万6331店。

[家電大型専門店]
全店販売額は、3073億円で3.8%プラス。
通信家電が19.8%と大きく伸びた。カメラ類だけが2.7%減少した。店舗数は2527店で2.5%増加した。

[ドラッグストア]
全店販売額は4847億円で6.4%アップ。
9カテゴリーすべてプラス。とくに食品は11.3%と二桁増。店舗数は4.8%増加し、1万5122店舗。

[ホームセンター]
販売額は、全店で2175億円で▲1.6%。
インテリア▲5.9%をはじめ7カテゴリーがマイナス。電気とその他が前年クリアした。店舗数は0.8%増加し4296店舗となった。

2月はドラッグストアと家電大型専門店は伸び率も高く好調に推移した。コンビニエンスストアとスーパーマーケットはなんとか前年をクリアしたが、ホームセンターと百貨店は前年を下回った。

ドラッグストア +6.4%
家電大型専門店 +3.8%
コンビニエンスストア +1.6%
スーパーマーケット +1.5%
ホームセンター ▲0.6%
百貨店 ▲1.5%

[2月商業統計]経済産業省ホームページ

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