2月大店立地法届出|三菱地所「MARK IS 福岡ももち」(3万5000㎡)ほか51件

2月の「大規模小売店舗立地法にともなう新設届出申請」が経済産業省から発表された。

申請件数は51件で、エリア別件数は以下の通り。

北海道1(北海道1)
東北   5(青森県1 岩手県1 宮城県2 山形県1)
関東 16(栃木県3 群馬県1 埼玉県3 千葉県1 東京都5 新潟県1 静岡県2)
中部   6(愛知県1 岐阜県4 富山県1)
近畿 12(福井県2 滋賀県3 大阪府1 兵庫県3 和歌山県1 大阪市1 堺市1)
中国   1(岡山県1)
九州 10(福岡県2 佐賀県1 宮崎県2 鹿児島県2 福岡市2 北九州市1)

2月の申請で多かった地域は関東の16件。次いで近畿12件と九州10件が続く。

(経済産業省出典の資料をもとに商人舎にて作成)

2月届出で最大面積は、 福岡市中央区の「MARK IS 福岡ももち」3万5000㎡。三菱地所(株)が「ホークスタウンモール跡地複合再開発計画」として開設する商業施設だ。施設名称は同社の基幹商業施設ブランド「MARK IS」と「シーサイドももち地区」を合わせて名付けられた。「ももち」とは「百道海岸」のこと。かつては「百道海岸」と呼ばれて海水浴場としても市民に親しまれていたこの地区が埋め立てられ、ウォーターフロント開発地区となった。

「MARK IS」としては静岡、みなとみらいに続く3施設目で、同社グループの商業施設最大級となる。店舗構成は、ファッション・飲食・雑貨をはじめ、シネマコンプレックス「ユナイテッド・シネマ福岡」やライブホール「ZeppFukuoka」なども備え、150~200店舗が入居する。また隣接の「福岡ヤフオク!ドーム」と直接行き来できるペデストリアンデッキを整備し、利便性の高い施設となる。2018年11月1日オープン予定。

次に大規模な商業施設は、埼玉県新座市の「(仮称)カインズモール新座」の1万3394㎡。ホームセンターの「カインズ」やスーパーマーケットの「ベイシア」などが出店し、駐車場905台を有する施設だ。2018年10月14日に開設する計画だ。

その他、5000㎡以上は7件。
①栃木県小山市「(仮称)フォルテ美しが丘」6908㎡。 核店舗はベルク、ナフコ。2018年10月8日新設。
②東京都「(仮称)ビバホーム豊島店」6720㎡。核店舗はLIXILビバ。2019年3月1日新設。
③岩手県紫波郡「(仮称)矢幅駅西口ショッピングセンター」6336㎡。核店舗はユニバース、サンデー。2018年10月28日新設。
④栃木県那須塩原市「(仮称)ヨークタウン那須塩原上厚崎店」6269㎡。核店舗はヨークベニマル、サブ核はマツモトキヨシ。2018年10月15日 新設。
⑤兵庫県川西市「(仮称)イオンタウン川西」5797㎡。核店舗はダイエー。2018年11月1日新設。
⑥富山県滑川市「滑川商業施設」5431㎡。核店舗はバロー。2018年10月14日新設。
⑦東京都大田区「(仮称)大森西商業施設計画」5039㎡。核店舗は未定。2018年10月17日新設。

出店数の多いコスモス薬品は、中部2件、近畿2件、九州3件の7件の申請をした。

詳細は経済産業省発表の下記表を参照。

⇒大規模小売店舗立地法(新設)届出の概要【2018年2月末】
⇒大規模小売店舗立地法(新設)届出件数【2018年2月末】

*商人舎magazineのDATABASEにも掲載中。

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