イオンリテールnews|宮城県初のイオンスタイル店舗「仙台卸町」9/15開業

イオンリテール(株)(千葉市美浜区、岡崎双一社長)は2018年9月15日(土)、仙台市若林区に宮城県初のイオンスタイル店舗「イオンスタイル仙台卸町(おろしまち)」をオープンする。

仙台市若林区は、市の南東部に位置して、東側には水田地帯が、北部には市の流通拠点「卸町地区」が位置する。この地区内には “市民の台所”「仙台市中央卸売市場」も立地している。

イオンスタイルが設定する一次商圏の車10分圏内には、約7万4000世帯、約15万人が居住する。30~40歳代の構成が高く、単身者や共働き夫婦世帯が多く暮らす。

同店は、子どもとママ友との “やすらぎのひととき” や、ビジネスランチ、ディナーなど流通拠点卸町にはこれまでになかった、人々が集い、くつろぎ、食を楽しめる施設を目指す。
店舗は3層で、1階が食品フロア、2階がファッションや雑貨、ヘルス&ビューティケアのフロア、3階はキッズと暮らしのフロア。イオンリテール直営のイオンスタイル以外に、専門店66店で構成する。

特徴は3つある。最大の特徴は、1階の約6300㎡を東北最大級の “食” のフロアとすることだ。その場で食を楽しむ「ここdeデリ」を中心に、飲食店、食品専門店を配して約700席のフードコート「杜のオアシス」を用意する。さらに飲食店のレジに並ばずに注文・会計ができる新サービス「Put menu(プットメニュー)」を導入して、時短需要に対応する。

またイオンスタイル直営の食品フロアでは「まぐろのすべて。」ショップを東北で初めて展開する。「JA仙台」の女性部員と青年部の協力のもと、仙台近郊で採れた新鮮な野菜を提供して、生産地からの情報発信(農家での食べ方・保存方法)も行っていく。

特徴の二つ目。 2階フロアでは「美と健康、癒し、おシャレ」をテーマに毎日を着飾るファッションや雑貨、ヘルス&ビューティケアを展開する。

三つ目。3階フロアには、学童用品からキッズファッション、おもちゃ、ベビー用品などを集結したイオンのキッズ専門店「キッズリパブリック」を核にして、親子で遊ぶことのできるスペース空間をつくる。また、宮城県初となる「HÓME CÓORDY(ホームコーディ)」も導入する。

ほかにも新しいチャレンジがある。来館者を促すために、仙台市・ジェイアール東日本企画と連動して、来館ポイント(グリーンスコアポイント)を付与する。一定のポイントが貯まるとWAONポイントに移行できる。また、日本郵便の受け取り・発送ができるサービス「はこぽす」を設置する。さらに2019年春をめどに、認可保育園「ビッグママランド卸町園(仮称)」の開園を目指す。

仙台市若林地区は東日本大震災で沿岸部が津波被害を受けた。復興も進み、市内へのアクセスが良いこともあって人口も増え、今後も発展していくことが見込まれるエリアだ。それだけに競争も激しい。

■イオンスタイル仙台卸町 概要
所在地/宮城県仙台市若林区卸町1-1-1
店長/川澄幹浩
開店日/2018年9月15日(土)グランドオープン
敷地面積/約1万9235㎡(5829坪)
延床面積/約4万6434㎡(1万4071坪)
SC面積/約1万8458㎡(5593坪)
建物構造/鉄骨造地上6階建(屋上駐車場)
駐車台数/約1000台
駐輪台数/約950台
営業時間/1階8:00~23:00、2階・3階9:00~22:00
休業日/年中無休
従業員数/SC全体約700名(うちイオンスタイル直営約400名)
SC商圏/車10分圏 約7万4000世帯、人口15万4000人

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