セブン&アイニュース|2019年沖縄出店で47都道府県を制覇

(株)セブン‐イレブン・ジャパン(東京都千代田区、古屋一樹代表取締役社長)は、2019年度をめどに、全国で最後の出店エリアとなる沖縄県に出店すると発表した。

現地での円滑な店舗運営のために、セブン‐イレブン・ジャパンの100%子会社である現地法人を2017年中をめどに設立する。そのうえで、初出店から5年間で約250店の展開を計画する。

現在、セブン‐イレブンは、全国46都道府県に出店し、直近では2015年10月に鳥取県へ初出店した。沖縄県への進出により、日本全国47都道府県への出店を達成することになる。

また、出店にあたっては、早期に新工場や配送センターを設けて、フレッシュな商品を製造し、タイムリーに配送する体制を整える。

また、沖縄出店は、地理的優位性に注目し、経済特区を活用した「セブンプレミアムのグローバル展開」も視野に入れる。アジア各国のセブン‐イレブン店舗への海外ライセンシーサポートのために、沖縄をハブ(輸送拠点)として活用する。

沖縄県は移住ブームや出生率が高いことから人口が増加している有望なマーケット。(株)ローソンは地元の(株)サンエーと2009年にエリアフランチャイジー契約を結んで㈱ローソン沖縄を設立している。2017年2月末に210店を展開する。

ファミリーマートの沖縄進出は早く、地元百貨店(株)リウボウとの共同出資で1987年10月に(株)沖縄ファミリーマートを立ち上げる。同年12月に那覇市に1号店を出店し、2016年9月には300店舗を達成。2017年4月30日現在、318店舗を配する。

今回のセブン-イレブンの沖縄県出店は、ローソン、ファミマの両者で500店超の段階での参入。もちろん、迎え撃つ両社は2019年までにさらに店数を増やす。あと2年後にコンビニ沖縄決戦の幕が上がる。

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