イオンnews|豊田ジャスコシティーを一新「イオンスタイル豊田」9月開業

イオンリテール(株)(千葉県千葉市、岡崎双一社長)は、9月上旬に愛知県豊田市に「イオンスタイル豊田」をオープンする。

同店は、1975年に開業した豊田ジャスコシティーをスクラップアンドビルドするもの。
地上3階建てで、核店舗のイオンスタイル豊田を中心に、57の専門店で構成される。

商圏設定は車で20分圏。その商圏には約12万7000世帯、33万人が居住する。30歳代の構成比が高く、共働きの夫婦や3世代世帯も多く暮らす地域だ。人口、世帯数ともに堅調に伸びていて、今後もさらなる人口増が見込めるエリアとなっている。

イオンンスタイル豊田のコンセプトは“NEW わたし LIFESTYLE”。

直営の売場は以下のとおり。

1階は、オーガニックやナチュラル、地物(じもの)などを強化する食料品コーナーや、デリカコーナーと飲食専門店を融合させたフードコート「まいまいキッチン」、キッチン用品コーナー、料理教室などを一堂に集めて“食の一大ゾーン”を構成する。このコンセプトはちょっとだけ、イータリーに似ている。「食べて、買って、学ぶ」それがイータリーだ。

「まいまいキッチン」では、子どもが遊ぶ様子を見ながら食事ができる「ぐるぐるフィールド」や、ママ友・女子会などの集まりに利用できる8人掛けのブース、子どもと一緒に座ることができる離乳食コーナー、授乳やおむつ替えができる赤ちゃん休憩室など、子ども、孫連れの家族が一緒に楽しめる空間を提供する。

食料品コーナーでは、豊田市と愛知県内の生産者の協力による地場野菜や漁港直送の鮮魚を提供する。
精肉売場は、抗生物質・合成抗菌剤・遺伝子組み換え飼料を使用せず生産した「Natural Pork」を展開する。
イオンリカーには、「ビオセボン」のコーナーを設置する。ビオセボンは。フランス国内で100店舗以上を展開するオーガニックスーパーマーケットで、イオンが提携して、東京・麻布十番に1号店をオープンさせたが、そのショップを持ってきた。このコーナーではオーガニックワインやビオ商品を販売する。

キッチン・ダイニングコーナーではレンジで使用できる保存容器や便利調理小物を豊富に取り揃え、食器やカトラリー、クッキング家電などを一カ所で展開する。

2階は、スポーツ用品からファッションや雑貨、ヘルス&ビューティケアまでのラインナップ。さらに眼科、歯科などを集積させた「ウエルネスライフ」を一大ゾーンとして展開する。スポーツ用品売場では、ランニングやウォーキンググッズを幅広く取り揃える。

ウエルネススポーツ専門店「スポージアム」では、 “健康”と“美”をキーワードにした「ジョギング」のコーナーを中心に据えた。ここでは、初心者から上級者まで、幅広いニーズに対応したシューズやウエア、小物雑貨を取り揃える。

ここでは、専門スタッフが対応し、ランニングマシンを体感できる。そのほか、「フィットネス・ウォーキング・ハイキング」のコーナーでは求めやすい価格での品揃えと、人気スポーツブランド「アンダーアーマー」を取り揃える。

3階は、学童用品からキッズファッション、おもちゃ、ベビー用品などを集結した「キッズリバブリック」が中核となる。来店前に予約できる一時保育所、子どもや孫と一緒に遊べる室内遊園地なども設置される。

キッズリバブリックは、イオン独自のベビー・キッズ専門店。ベビー・マタニティ用品から、おもちゃやギフト用品、キャラクター、ファンシー雑貨まで取り揃える。

ベビー用品売場では、マタニティ期からの不安解消の一助として、イオンの社内資格を習得した専門販売員「ベビーアドバイザー」などの有資格者が相談に応じる。

また、この豊田市の土地柄で、名古屋トヨペットが運営する自動車販売ショップ「NTP-ark(エヌティーパーク)」が店内に出店。カーライフを提案するが、特に“トヨタ2000GT”型の子ども用カートの貸し出しや、「子ども安全免許証」の発行などを行って、子どもをターゲットにする。

■イオンスタイル豊田概要
所在地/愛知県豊田市広路町1-1
開店日/9月上旬
敷地面積/約5万2822㎡(約1万6000坪)
延床面積/約3万7570㎡(約11380坪)
SC面積/約2万3630㎡(約7160坪)
建物構造/鉄骨造地上3階建(屋上駐車場)
駐車場/約1350台(平面駐車場約1050台、屋上駐車場約300台)
駐輪場/245台
営業時間/1階8:00~23:00
2階・3階9:00~22:00
休業日/年中無休
従業員数/SC全体約1000人(内、イオンスタイル直営約550人)

検索ワード:イオン イオンスタイル豊田 愛知県

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