アルビスnews|福井市3店舗目の552坪「アルビス大願寺店」10/4開業

(株)アルビス(富山県射水市、大森実社長)は、10月4日(水)に、「アルビス大願寺店」を開業する。同店は国道416号線「藤島通り」と主要地方道「フェニックス通り」の交差点付近に立地。福井市中心部から集客が見込まれる交通の利便性の高いエリアとなっている。福井市内には既存店舗「高木店」「森田店」が出店していて、大願寺店は3号店である。

チェーンストアの出店作戦として、三角方式がある。第1号店の出店は点である。第2号店出店で線となる。そして第3号店で三角形の面となる。これがチェーンストア出店政策の基本。アルビスの福井商勢圏づくりはここから始まるといってよい。

アルビス大願寺店の敷地面積は約6339㎡(約1917坪)、延床面積約2997㎡(約906坪)、売場面積約1825㎡(約552坪)。

特徴はサービス面にある。第1に、店内に20席のイートインスペースを設置する。20席ではあるが北陸では新しい試みだ。

第2に、乳幼児連れの顧客用に授乳室を設置する。

第3に、セミセルフレジを導入し、会計の待ち時間を短縮するとともに、顧客のペースで支払いできるようにした。

第4に、省エネや環境に配慮し、屋外看板や店内照明はLED照明を採用するほか、買物のついでに古紙・ペットボトル・アルミ缶などの資源回収ができる「ecoひろば」を設置する。

マーチャンダイジングの特徴は第1に、共働きの顧客が利用しやすいよう、夕方以降のでき立て惣菜を強化する。

第2にカット野菜や下ごしらえ済みの魚など、加工済みで簡便性の高い商品を揃える。

第3に、少人数の家庭向けに、少量・使いきりサイズの商品も重点的に揃える。

第4に、化学調味料無添加の健康フーズ、えごま油やグレープシードオイルなどのプレミアムオイル、機能性表示食品や特定保健用食品など健康志向の高まりに対応した商品を提供する。

部門別に見てみよう。

青果部門では、地場野菜コーナーを設け、地元生産者から直接届く葉物野菜や洋野菜を品揃えするほか、地元市場から仕入れた旬の農産物を提供する。

海産部門では、越前海岸の地元港に朝水揚げされる地魚を直送する。にぎり寿司、海鮮ちらし寿司、焼き魚、フライ、煮魚など、即食の魚惣菜に力を入れる。

精肉部門では、A4、A5ランクの和牛から、地元で馴染みのあるホルモンまで特徴ある品揃えをする。

惣菜部門では、店頭でつくるカツ丼、親子丼などの丼ものや、精肉部門の生肉から焼き上げたステーキ重、具だくさんのスープなど、手作りのでき立て惣菜を取り揃える。

ベイカリーコーナーでは、ピザ釜で焼き上げたナポリピザや、食パン、とんかつサンドなど、焼きたて・でき立ての商品を提供する。

日配・グロサリー部門では、醤油や味噌、豆腐、油揚げなど、地元メーカーの商品に力を入れる。

 

アルビス大願寺店の初年度の年間売上目標は、15億円を計画している。1坪当たり272万円。何とか300万円は超えたいところだ。

同店の開業により、アルビスの店舗数は福井県で4店舗目、北陸三県で56店舗目(富山県33店舗、石川県19店舗)となる。

■アルビス大願寺店概要
所在地/福井県福井市大願寺2丁目7-1
敷地面積/約6339㎡(約1917坪)
延床面積/約2997㎡(約906坪)
売場面積/約1825㎡(約552坪)
駐車場/89台
店長/松島孝弘(まつしまたかひろ)
営業時間/10:00~23:00

索ワード:アルビス アルビス大願寺店 福井市 スーパーマーケット

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