そごう・西武news|首都圏戦略でそごう横浜店化粧品売場を日本最大級に改装

(株)そごう・西武(東京都千代田区、林拓ニ社長)は、「首都圏戦略」を掲げて首都圏基幹店への重点的な投資および改編を進めている。その一環として、今回、そごう横浜店の改装に着手する。

化粧品を展開する1階、地下階1フロアを3段階に分けてオープンさせる。規模、展開ブランド、サービス内容において、いずれも日本最大級のビューティ・コスメフロアとして生まれ変わる予定だ。

化粧品フロアの環境デザインは「ガーデンパーティ」をイメージしている。壁面にはグリーンを配し、自然光を思わせる天井の照明が、明るく解放感溢れる空間を創造する。各ブランドショップの入り口部分(ボーダー)の意匠も統一した。公園の小道を散策するような気軽さでショップからショップへ回遊し、自分に似合うアイテムをボーダレスに検討できる。この空間デザインは、建築家の内藤廣氏が担当。

改装のポイントは次の三つ。第一に、化粧品のブランドを45から70に増やし、売場面積も2800㎡(848坪)から4400㎡(1333坪)に拡大する。第二に、ビューティー領域の多様なニーズに対応するため、ヘアケア用品、サプリメント、健康食品(7ブランド)、アロマオイル、美容機器などを幅広く品揃えする。第三に、「ステーション」を軸とした新たなサービスソフトを拡充する。

今回新たに「オブ・コスメティックス」を3月8日から導入する。「オブ・コスメティックス」は頭髪用の基礎化粧品。ダメージを受けがちな現代人の髪を労わる成分構成が特徴で、現役の美容師が商品開発した。顔のスキンケアの延長として頭皮にも良いものを使いたいというニーズに応える。今回そごう横浜店導入に当たって、オートシャンプー台を設置する。商品を購入する前に、使用感の確認ができるのはうれしい。

また、「クラランス ウィズ オープンスパ」を3月16日(金)に開業する。内側から、外側から、今の自分の「きれいになりたい」を叶える新しいクラランスの体験型ショップで、オープンスパとジュースバーを兼ね備える。

さらに、買物のサポートサービスをする「ソゴウビューティーステーション」、フロア内で期間限定のイベント、ワークショップを開催する「ソゴウビューティーステージ」「ソゴウビューティールーム」を設置する。

百貨店には「日本最大級」の売場は必須だ。そごう横浜店のビューティ・コスメにおける「日本最大級」は大いに評価できる。

■ビューティ・コスメフロア改装概要
売上目標/19年度( 改装後) 約84億円(17年度比約130%)
改装後の売場面積/地下1階 、1階合計/約4400㎡(1333坪)
開店日(予定)/3月:化粧品( ヘア・ボディケア&ナチュラルコスメゾーン)
6月:化粧品(スキンケアゾーン)
8月:化粧品(グローバルゾーン)、各ステーション、ビューティステージ他

検索ワード:そごう・西武 オブ・コスメティックス クラランス ウィズ オープンスパ ソゴウビューティーステーション ソゴウビューティーステージ ソゴウビューティールーム

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