セブン-イレブン マレーシアで宅配サービスを開始

マレーシアのセブン-イレブンはこのほど、スナックや飲料などを宅配するサービスを開始した。

 

マレーシアでは米国7-Eleven, Inc.のエリアライセンシーであるセブン-イレブンマレーシアが、現在約1500店舗を展開している。今回、同国で宅配サイト最大手のフードパンダのプラットフォームを利用することで、宅配サービスを実現させた。

 

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宅配を利用できる商品はいまのところスナックや飲料、菓子、プリペイドカードなどに限られているが、今後アイテム数を拡大する。配達エリアは限定されており、クアラルンプール、ペナン、ジョホールバルの3エリア。サービスは毎日提供しており、10:00~23:00まで利用可能だ。利用料は3~4リンギット(約90~120円、1リンギット=30円換算)で、10リンギット以上の買物から受けつける。

 

セブン-イレブンマレーシアは1984年6月に設立された。同年10月に第1号店をクアラルンプールにオープンし、25年後の2009年には1000店舗を達成した。同社のウェブサイトによれば、マレーシアのセブン-イレブンの品ぞろえは約2200SKUで、コピーやFAX、ATMなどのサービスを提供する。単独のチェーンストアとしてはマレーシア最大で、1日当たりの利用者は80万人に上る。

 

マレーシアは33万㎡の国土に2930万人(2012年・マレーシア統計局)が暮らしており、毎年1.3%ほど人口が増えている。2012年のGDP成長率は5.6%で、ここ数年高い経済成長が続いている。

 

最新のサービスが新興国で次々と採り入れられていく様子を見ると、これがグローバリゼーションなのだと実感する。

 

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