サミットが沖縄県と「ゆいまーる協定」締結し、県産品販売、文化・観光支援

サミット(株)は、沖縄県と双方の資源を有効に活用した協働による取組みを推進し、
沖縄県の振興、地域の活性化を図ることを目的として、8月7日に「ゆいまーる協定」を締結する。

「ゆいまーる」とは「ユイ(結い、協働)+マール(順番)」の意味。直訳すれば「順番に労力交換を行なうこと」だが、一般には「相互補助」と訳される。おもに農家の畑仕事についていうが、転じて他の仕事についてもいうようになった(『沖縄大百科』うより)。

今回のサミットと沖縄県の[ゆいまーる協定の概要]は主に三つある。
 (1)沖縄県の県産品、農林水産物の情報発信・拡大販売等に関すること
 (2)沖縄県の文化・観光・スポーツの振興に関すること
 (3)その他沖縄県の産業の振興・地域の活性化に関すること

サミットでは、2000年(平成12年)の「九州・沖縄サミット」を契機に、毎年全店舗で沖縄フェアを実施。
一部の県産品を通年で取り扱うなど、沖縄の県産品を積極的に販売している。

また、フェアに合わせて、沖縄料理のレシピ紹介、写真展の開催、沖縄の歴史・文化などの情報発信を行うほか、フェアの売上げの一部をサンゴ保全活動へ寄付。

さらに、沖縄県内の学生のインターンシップの受入れを行うなど、さまざまな面で沖縄県の産業の振興、地域の活性化に取り組んできた。

沖縄県は、このような取り組みを高く評価し、今回の締結に至った。サミットが国・地方自治体と協定を締結するのは、今回が初めて。

サミットでは今後も、サミット沖縄フェア等を通して、県産品の拡大販売や、文化・観光の振興等を支援し、沖縄県とサミットとの協力関係をさらに発展させたいとしている。

仲井眞弘多沖縄県知事と田尻一サミット社長との締結式は、8月7日(木)15時から、沖縄県庁舎で行う予定。
 

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