エディオンニュース|中国人向けモバイル決済「WeChat Pay」取り扱い開始

(株)エディオンは、2017年3月より、(株)新生銀行(東京都中央区)のグループ会社(株)アプラス(東京本部:東京都千代田区)と、中国人向けモバイル決済サービス「WeChat Pay(ウィーチャットペイ/微信支付)」の利用契約を締結し、WeChat Payの取り扱いを開始した。

まずは、「エディオンAKIBA」「エディオンユニバーサルシティ・ウォーク大阪店」「エディオン道頓堀店」「エディオン近鉄あべのハルカス店」の4店舗で導入。順次取り扱い店舗を拡大していく予定だ。

WeChat Payは、中国で最も普及しているスマートフォン用SNSアプリWeChat(微信)を使い、QRコードを提示するだけで決済できるサービス。

WeChatは個人同士のコミュニケーションツールであり、企業と個人をつなぐツールでもある。中国では企業の75%が利用している。

WeChat Pay導入にあたって、特別な機器は必要ない。iOS端末があれば、決済アプリStarPay@をインストールして利用できる(アンドロイド端末も対応)。
決済・返金・照会の3機能をもつStarPay@は、操作性にストレスを感じさせないのが特徴。デビット決済のため、その場でお客の口座からお金が引き落とされる(加盟店口座への入金はまとめて行われる)。

WeChat Payは現在、約4億人が利用している。モバイル決済市場が年々増加している中国で最も注目されているサービスのひとつだ。

日本では、百貨店や大規模ディスカウントストア、ショッピングセンター、ドラッグストアなど、500店舗以上にすでに導入済みで、中国人旅行者の買い物決済として利用されている。
日本国内での急速な普及は、中国人の間でも認知が広がっている。

インバウンドがコト消費へ移行しつつあるといっても、中国人旅行者による消費がインバウンドの中心である点は変わらない。

エディオンは2016年3月末現在、グループ合計で1200店舗を展開する。中国人のインバウンド向け利便性を向上することで、購買を推進し、消費拡大につなげていく考えだ。

 

■(株)アプラス概要
所在地:東京本部・東京都千代田区外神田三丁目12番8号
事業内容:ショッピングクレジット事業、カード事業、決済事業他
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検索ワード:エディオン WeChat Pay StarPay@ モバイル決済

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