ファミマnews|伊藤忠・LINEと3社で「Clova」活用の基本合意書を締結

(株)ファミリーマート(本社:東京都豊島区、澤田貴司社長)は、今日6月15日伊藤忠商事(株)(本社:東京都港区、岡藤正広社長)、LINE(株)(本社:東京都新宿区、出澤剛社長)との3社間で、業務提携に関する基本合意書を締結した。趣旨と目的は、クラウドAIプラットフォーム「Clova」をはじめとしたLINEの各種サービスを連携させ、新製品・新技術・新サービスの開発を協力して推進すること。

ファミリーマートと伊藤忠商事は、AIやIoTを積極的に活用し、よりお客とのコミュニケーションに注力できる「次世代店舗」の構築に取り組んでいる。その次世代店舗において、今後「Clova」を利用したさまざまなサービスと製品を開発することで、顧客とのコミュニケーションの可能性を探っていくのが狙いだ。

「Clova」は、LINE社が開発したクラウドAIプラットフォームである。LINEはアジアでトップシェアを持つメッセンジャーアプリ。そのコミュニケーション技術や、豊富なコンテンツ・サービスを活用して、”ポストスマートフォン、ポストディスプレイ、ポストタッチ“の世界を目指すために開発された。

「Clova」を搭載したアプリ「Clova App」や、スマートスピーカー「WAVE(ウェーブ)」は、日本と韓国とで発売が予定されている。これらの製品は、音声で家電を操作したり、語りかけると音声でニュース、天気・占い情報、コマース、カレンダー、翻訳などのコンテンツを利用できる。つまり、目、鼻、手、口、耳といった五感を通じたインターフェース機能を有する。

モノを売るだけでなく、コトを売る。さらに顧客と双方向のコミュニケーションを図る。小売業は確実に、AIを活用したポストモダンの新たな領域に踏み出していく。ファミリーマートと伊藤忠がLINEと組んでその先駆けのような提携を進めたことになる。

 

検索ワード:ファミリーマート 伊藤忠商事 LINE Clova

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