三越伊勢丹news|「伊勢丹松戸店」2018年3月21日で営業終了
(株)三越伊勢丹ホールディングス(東京都新宿区、杉江俊彦社長)は、「伊勢丹松戸店」の営業を2018年3月21日で終了する。
伊勢丹松戸店は、1974年に開店し、1995年に新館を増床。1996年のピーク時には、売上高336億円にまで拡大した。しかし、消費者の購買行動の変化や同一地域内の競合などにより売上げが低下し、赤字が恒常化していた。
2013年には大規模なリモデル投資を実施したが、黒字化には至らなかった。その結果、2008年度から2016年度にかけて、合計約38億円の減損損失を計上した。
同社グループは、将来の持続的な成長に向けて、「百貨店本業の再構築」「成長事業の選択と集中」に重点的に資源配分し、その実現のための「基盤構築」に取り組んでいる。松戸店については、今後競争力を高めたうえで運営を続けるためには多大な投資が必要となるなか、投資回収の見込みが立たないことなどを踏まえて、営業終了を決議した。
同社グループは、収益性に課題のあった三越千葉店、三越多摩センター店の2店舗を、本年3月をもって閉店している。
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