アマゾンnews|ファッションビジネスをサポートする新スタジオ開設

Amazon Fashionは、2018年春にAmazon Fashion用の撮影スタジオを日本にオープンすることを発表した。

総面積が7500平方メートルを超えるスタジオを東京の品川シーサイドに新設する。
2013年の米国ニューヨーク州・ブルックリンのスタジオ、2015年オープンの英国・ロンドンのスタジオ、そして2017年9月にオープンしたインド・デリーのスタジオに次いで4番目のスタジオで、その中でも最大級となる。

新スタジオは、11のスチール撮影エリア、5つの動画撮影エリア、2つのエディトリアルスタジオ、ヘア&メイクエリア、ライブラリー、ラウンジ、および会議室を備え、Amazon Fashionやその他の編集プロジェクト向けに年間100万点を超える商品画像・動画を撮影、制作することができる。またファッション・ショーなどの業界イベントを主催し、“AT TOKYO”プログラムの一環としてデザイナーや学生向けにスタジオを提供することも計画する。ファッション市場へのインパクトは大きい。

同社バイスプレジデントファッション事業部門統括事業本部ジェームズ・ピータース部長は、「ファッションは、日本、そして世界のアマゾンにおいて最も急成長を遂げているカテゴリーの一つであり、新スタジオはファッション業界に対する継続的な支援の一環でもある」と語る。スタジオを利用することでネットサイト上での掲載商品のカラー、カッティング、サイズやテクスチャーなどをこれまで以上に細かく表現できるとしている。

アマゾンは2007年に服、ファッション小物、シューズ、バッグ、腕時計をメインにしたファッションカテゴリーを立ち上げ、2009年にはジュエリーを追加。現在、Amazon Fashionでは、有名ブランドをはじめ数千のファッションブランドを扱い、レディース、メンズ、キッズ、およびベビー向けに数百万点のファッションアイテムをサイトで提供し、2017年は、すでに数千万点のアイテムを販売している。

アパレルのネットシフトが進んでいることが、リアル店舗の不振を招いている一因でもある。

検索ワード:アマゾン ファッション アパレル 撮影スタジオ

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