イオン|2018春節前に全国イオン&イオンスタイルにアリペイ導入

イオンリテール(株)(千葉市美浜区、岡崎双一社長)は、12月12日(火)から、中国のモバイル決済サービス「アリペイ(支付宝、Alipay)」の導入を進める。本州の「イオン」「イオンスタイル」9店舗に先行導入し、2018年2月をめどに順次導入店舗を拡大していく。

本州・四国の「イオン」「イオンスタイル」では、今回の「アリペイ」と10月に先行導入した「ウィーチャットペイ(微信支付、WeChat Pay)」の2つのモバイル決済サービスが利用できるようになる。

中国人旅行客は2016年には前年比で約28%増加し、過去最高の約637万人が訪日している。直近の2017年10月は66万3800人の前年同月比31.1%増で、10月としては過去最高を記録している。今年は前年を大きく上回る見込みだ。

2017年5月に訪日中国人向けのビザが緩和され、免税手続きの簡素化を検討するなど、訪日中国人旅行客は増加が見込まれている。日本銀行のレポートでは、店頭でモバイル決済を利用するお客は日本では約6%だが、中国では約98%が「3カ月以内に使用した」と回答している。中国は日本以上にモバイル決済が進んでいるのだ。

イオンリテールでは、2008年に免税サービス、2010年に中国銀聯カードを導入するなど、訪日外国人旅行客向けの決済サービスに取り組んできた。今回は、2月16日からの春節を前に決済サービスの環境を整備していくことになる。

検索ワード:イオンリテール インバウンド 決済 アリペイ

関連カテゴリー

戦略 最新記事

一覧

最新ニュース

一覧