ファミマnews|「第3回女性活躍パワーアップ大賞」優秀賞を受賞

()ファミリーマート(東京都豊島区、澤田貴司社長)は、公益財団法人日本生産性本部主催「第3回女性活躍パワーアップ大賞」の優秀賞に選ばれた。

同社は、2017年度を「ダイバーシティ元年」と位置づけ、ダイバーシティ推進室(現:ダイバーシティ推進部)を新設している。

女性活躍推進を中心に据え、社内に経営層を中心とするダイバーシティ推進委員会を設置した。そのうえで、「KPIマネジメントの始動」、「女性活躍フォーラム&アワードの開催」、「マネジメント層への研修」を柱に推進活動をしている。また、女性社員はボトムアップで自部門の課題解決にチャレンジする。「会議改革」「集中タイム」「疑似ママ・パパ・介護者体験」などの提案を行い、実証実験を実施する。ほかに、1人当たりの所定外労働時間は3年前の約3分の2の水準まで低下させた。

これらの活動が評価されて、「トップのリーダーシップによる女性の管理職登用、ボトムアップによる新しい働き方の実現」という理由での受賞となった

  「女性活躍推進法」が施行され、企業における取り組みの加速化が求められている。しかし、今日まで長年にわたって築かれ、定着してきた企業文化や職場風土を変えていくのは大変である。だが、女性の成長と活躍を推進していくために、女性人材の活用・登用に対する経営者や管理職の意識の高さや、中長期的な視点をもった育成が求められる。

そこで、「ワーキングウーマン・パワーアップ会議」では、女性の活躍を、組織の生産性向上につなげる動きを加速させるために、「女性活躍パワーアップ大賞」を実施し、独自性のある創意工夫をした取り組みを行っている組織を広く表彰している。

今年は第3回目となり、大賞には損害保険ジャパン日本興亜(株)(東京都)が選ばれている。また、優秀賞は、ファミリーマートのほかに4社、奨励賞が2社選出されている。

1回の大賞は、(株)LIXILグループが「トップの強いリーダーシップにより、短期間で女性管理職数が大幅に増加」した取り組みが評価されて受賞している。

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