日本百貨店協会news|全国80社206店舗で5/1~9/30に「COOL BIZ」を実施

日本百貨店協会(東京都中央区、赤松憲会長)は、地球温暖化防止のため、全国の百貨店80社206店舗で「COOL BIZ」を実施する。実施期間は2018年5月1日(火)~9月30日(日)の間だ。
これは、持続可能な社会の実現に向けて、政府が推進する地球温暖化対策を促す、国民運動「クールチョイス」に賛同して、百貨店内を適正な冷房温度の設定をするもの。

実施方法は、店内の照明の一部を消灯、快適な冷房・空調温度の設定などを中心に行う。

2007年から毎年実施しているクールビス(適正な空調温度設定)から得たノウハウを活かした取り組みである。地球温暖化防止だけではなく、熱中症や外気温との差による体調不良などの予防、それらを考慮して「からだと地球にやさしい温度」を設定する。

また、暑い夏を快適に過ごすためのライフスタイル、清潔感・清涼感とファッション性を兼ね備えた服やアイテムなどの商品も提供していく。

業界統一ステッカーや店内放送で顧客に周知していく。
店内放送は、気象キャスターの蓬莱大介さんと酒井千佳さんが、あらかじめ録音した音声を放送する。

気象庁発表の「全国3か月予報」で、5月~7月の天候見通しが発表されている。それを参考にすると、向こう3カ月の気温は平年並みか高温の確率が高い。
外気温と建物内の温度差の違いが5℃以上になると、交感神経と副交感神経のバランスが崩れる。10℃以上になると、自律神経が疲弊して機能低下を引き起こす。例えば夏バテ、夏風邪、倦怠感、頭痛やめまい、手足のむくみ、睡眠障害などがあらわれる。

これらの予防、防止の意味で、日本百貨店協会の取り組みは活きてくる。

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