カインズニュース|オクトと業務提携し施工管理アプリ「C-clamp」販売開始

(株)カインズ(埼玉県本庄市、土屋裕雅代表取締役社長)と(株)オクト(東京都品川区、稲田武代表取締役社長)は業務提携を締結した。

オクトは2012年創立のITベンチャー企業。主に建設業界、新築・リフォーム業界のシステム開発とメディア事業を行っている。

施工現場の業務環境の改善が求められる一方で、カインズのリフォーム受注件数は増加の一途をたどり、顧客のニーズはますます高まっている。この相反する状況を改善すべく、システム開発技術を持つオクトと、全207店舗のネットワークを抱えるカインズが提携することで、工事パートナー、販売店、顧客の三方にとって、より満足度の高いサービスを提供する仕組みを構築することを目指す。

この業務提携にあたり、6月7日の今日、スマホアプリを活用した見積・発注情報のやり取りや、施工中の写真・チャットコミュニケーションができるスマホアプリ「ANDPAD」のカインズ版「C-clamp」(CAINZ版ANDPAD)の販売を開始した。

カインズは従来、リフォーム受注管理システムの「C-REX」を活用していたが、現状のシステムでは、工事パートナーが事務所に戻った後にパソコンで店舗との連絡を行うなど、タイムラグが発生していた。このような業務の流れを、「C-REX」と「C-clamp」を連動させることで、効率化を図ることができるようになる。

今後は、オクトが「ANDPAD」の展開で培ったICTのノウハウとシステム開発力を活用し、顧客への工事の報告や納品確認ができるシステム開発や、流通・決済を絡めたシステム開発を2社共同で進める。また、ICT化による業務効率化を工事パートナーと共に進めることで、労働時間を削減しながらも生産性を高められる、働きやすい施工現場の実現を目指す。

検索ワード:カインズ オクト 業務提携 ANDPAD

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