セブン‐イレブンnews|JTBと「無人民泊チェックイン機」を都内店舗に設置

(株)セブン‐イレブン・ジャパン(東京都千代田区、古屋一樹社長)は、6月15日(金)から東京都内の一部セブン‐イレブン店舗に民泊手続きができる「セブンチェックイン機」を設置する。(株)JTBとの共同開発だ。

サービス名称は「フロントデスク24」(英文名称:Convenience Front Desk 24)。24時間365日、チェックインと鍵の受け渡しができる無人のサービスだ。訪日外国人を中心とした民泊宿泊者が、安心して宿泊施設に向かえる環境を整えることを目的とする。

住宅宿泊事業法では、宿泊施設に物件オーナーが同居していない民泊施設については複雑な手続きが必要だ。たとえば届出住宅内または届出住宅のそばに、宿泊行為の開始までに名簿の作成と宿泊者の本人確認をしなければならない。それには対面または対面と同等の手段としての情報通信技術を活用することが不可欠。住宅宿泊管理業者にとっては、鍵の受け渡しだけでなく大きな課題だ。

JTBは、住宅宿泊事業法およびそのガイドラインを遵守したソリューション提供を行い、民泊とその周辺に広がる新しいサービスが、合法かつ健全に社会に受け入れられることを目指していく。また、宿泊ゲストのチェックイン時のトラブルは、24時間対応の多言語コールセンターを設置してサポートする。

「セブンチェックイン機」は、住宅宿泊事業法が施行される6月15日から順次サービスを開始し、10月までに50店舗への展開を予定している。さらに2018年の実証データを検証した上で、2020年度までに1000店舗を目指す。

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