コストコ「Eコマースに進出する予定なし」

11日、コストコの2014年度第一四半期の結果が発表された。

costco

売上高は前年の232億0400万ドルから
5.4%プラスの244億6800万ドル。
100円換算で2兆4468億円。
会員費を含めた総収益は250億1700万ドルで
前年同期比プラス5.5%。

純利益は4億2500万ドルでプラス2.2%。
第一四半期も増収増益で絶好調。

メンバーシップ・ホールセール・クラブ(会員制倉庫型小売店)として、
マーケットのトップをゆくコストコ。
ライバル企業がぞくぞくとインターネット販売に進出していく中、
コストコのスタンスを副社長兼CFO(最高財務責任者)のリチャード・ガランティが語った。
(12月11日、第一四半期決算発表のカンファレンスコールにて)

「Eコマースが成長著しく、非常に重要な販売手法であることや、
小売業においてEコマースが普通のことになっている、ということは認識している。
しかし、我々はビジネスの97%以上が店舗内で行われる、
ブリック・アンド・モルタル企業なんだ。
消費者は外に出て買い物をすることが好きなんだよ。
我々は今現在、個人宅への配送をする計画はまったくない」

「もちろん今後もEコマースの動向には注目していく。
今後、たくさんの変化が起こっていくと思うし

Eコマースのマーケットがどれだけ大きくなっていくか見ていく必要がある。
もし状況が大幅に変わったら、その時なにか考えるよ」

さすが、時代の潮流に流されることなく、我が道をゆくコストコである。

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