ロサンゼルス市、レジ袋を全面廃止に

レジ袋の削減努力でもなく、
有料化でもなく、
全面廃止へ。

アメリカでは各地でレジ袋禁止の動きが広まっている。
全米第2位の人口を有する大都市、
ロサンゼルスにもその動きは波及した。

6月18日、カリフォルニア州ロサンゼルス市議会で
「レジ袋禁止条例」の採決が行われた。
賛成票11対1で全会一致とはならなかったため、
来週再度投票が行われる。

しかし関係者によると、
再投票でも結果は変わらないだろうとみられている。
再び賛成多数であれば、市長権限により
条例は正式に公布されることとなる。

つまり、ロサンゼルスでのレジ袋廃止はほぼ確定。

レジ袋の廃止時期は企業規模で異なる。
年間売上高200万ドル以上、
売り場面積1万
ft2以上の小売店は2014年1月1日まで、
これより小さい規模の企業は2014年7月1日までに、
段階的に廃止していく。

この条例が施行されれば、
ロサンゼルスで配布される年間約20億枚ものレジ袋を
削減できると見積もられている。

なお、買物でエコバッグを持参するのを忘れた場合は、
その店で販売されているエコバッグ、
もしくは10セントで販売される紙袋を購入することとなる。
買い物にはエコバッグを常に携帯する――
これがロサンゼルスでは当たり前のライフスタイルとなる。

捨てられたレジ袋のない、
きれいな海、ビーチ、街並みを守るため、
ロサンゼルス市は大きな一歩を踏み出す。

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“私はレジ袋を使わない”と書かれたイータリーのエコバッグ。

 

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