ホームデポnews|第2四半期売上高過去最高記録更新で2.8兆円

  • 全米最大・世界最大のホームセンターのホームデポが、7月30日で終わった第2四半期の決算を発表した。

売上高は281億0800万ドル(1ドル100円換算で2兆8108億円)で、6.2%の増加と好調だ。既存店売上高も6.3%増加した。営業利益は44億6300万ドルで8.8%の増加、純利益は26億7200万ドルで9.5%の伸長だった。

すべての店舗展開エリアで成長しており、国外ではメキシコとカナダも現地通貨ベースで売上げを伸ばした。eコマース事業は23%増加し、全体売上高の6.4%を占めるまでに成長した。

同社CEOのクレイグ・メニアの発言。「四半期売上高は過去最高記録となる好調な業績をあげることができて、うれしく思います。純利益も記録を作りました。これは我々の社員の努力と、サプライヤー・パートナーの提供する商品のバリューのおかげです」

2017年度全体では、既存店売上高で5.5%の増加を予測し、1株あたりの利益を7ドル29セントへと上方修正した。

サブプライムローンの崩壊で壊滅的な打撃を受けた住宅業界も、現在は上向きで、ホームデポはその影響を反映した第2四半期となった。この期間は住宅業界自体も繁忙期で、それも奏功した。

しかし売上げの増加だけでなく、生産性の改善も進んでいる。「サプライ・チェーン・シンク」はRDC(Rapid Deployment Distribution Center)全てに導入され、商品の流れをより早くする改善を実現させ、同時に経費を削減している。

検索ワード:ホームデポ クレイグ・メニア サプライ・チェーン・シンク

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