バローnews|10月既存店SM5.7%増・ドラッグストア&ホームセンター2桁増

(株)バローホールディングス(岐阜県多治見市、田代正美社長兼会長)が10月の業態別成績を発表した。

(株)バローが運営するスーパーマーケット(SM)の既存店売上高は前年同月比5.7%増。客数は2.9%減だったが、客単価8.9%増がカバーした。全295店の売上高は5.6%増。

ドラッグストアの10月の既存店売上高は11.6%増。客数2.8%増、客単価8.6%増。全店ベースで18.4%増。中部薬品(株)、(有)ひだ薬局、(有)サンファーマシー、(有)アオイ薬局の441店の数値となる。

ホームセンター(HC)の既存店は客数8.0%増、客単価は5.0%増となり、売上高は13.5%増。全150店の売上高は16.8%増。ホームセンター事業は(株)ダイユーエイト、(株)ホームセンターバロー、(株)タイムで構成される。

昨年10月は消費増税前の駆け込み需要の反動から売上げが落ち込んだ。その影響から、2020年10月はドラッグストア、ホームセンターが前年を大きく上回った。スーパーマーケットは軽減税率導入からほとんど影響を受けない業態だ。好調を維持しているのはコロナの影響が続いているとみていい。

10月末のバローグループの店舗数はスポーツクラブ195店、ペットショップ109店、その他25店を含めて1215店。

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