家電チェーンnews|9月は5社中2社が前年比増/テレビが好調
主要家電チェーン5社の2026年9月の月次売上高がまとまった。

(株)ヤマダホールディングス(群馬県高崎市、山田昇会長兼CEO)の9月売上高は、デンキセグメントが前年同月比97.0%、住建セグメントが101.1%、金融セグメントが113.2%、環境セグメントが108.2%だった。
9月は前年にWindous10サポート終了前の特需があった反動により、パソコンが前年実績を下回ったほか、ゲーム機も低調に推移し、全体の実績を押し下げた。また、東京など降雨日数が例年以上となった地域では、夏物商品の販売が鈍化し、前年を下回った。
一方、テレビ・洗濯機・リフォームが堅調に推移したほか、携帯電話が単価上昇により前年売上を大きく上回った。
売場面積は、新店オープン・S&B等により着実に伸長した。出店数は9月までの累計で7店(前期12)、売場面積2万2089㎡増(前期比4万8771㎡)。前期からの店舗開発・改革の推進に伴うLABI名古屋などの大型店を含む退店の影響により、9月度は売上高に対して約1.0%程度の減少が生じた。
2025年9月~2026年8月末までのヤマダデンキの退店数は35店舗となった。また、前年はLIFE SELECTなど大型店舗のオープンが重なり大きく売上げを伸ばしていたこともあり、出退店に関わる影響を合わせて、当月は約4.0%程度の低下が生じた。

(株)ビックカメラ(東京都豊島区、秋保徹社長)の9月売上高(全店前年比)は、ビックカメラ+(株)コジマの全店売上高が102.0%。ビックカメラ単体の全店売上高は102.7%だった。
ビックカメラの音響映像商品は104.5%で、テレビが好調、カメラが堅調な一方、音響アクセサリーが低調だった。家庭電化商品は100.8%で、理美容家電が好調、洗濯機や調理家電が堅調で、冷蔵庫がやや低調、エアコンが前年実績を大幅に下回った。情報通信機器商品は90.5%で、パソコン周辺機器が堅調な一方、パソコン本体やスマートフォンが低調だった。一方、パソコン本体がやや低調だった。その他118.6%で、時計、医薬品、玩具、酒類や寝具が好調な一方、ゲームやスポーツ用品がやや低調だった。

(株)エディオン(大阪府大阪市、久保允誉会長CEO)の9月売上高(全店前年比)は 109.3%。直営店の売上高は109.1%だった。
主要商品別では、テレビが 108.4%、エアコンが133.8%、冷蔵庫が99.9%、洗濯機が103.8%、パソコンが67.9%、リフォームのELS事業が102.0%だった。
なお9月は1店舗閉店で、月末店舗数は1177店。

(株)ケーズホールディングス(茨城県水戸市、吉原祐二社長)の9月のグループ売上高(前年比)は97.9%。
主な品種別売上高で前年より伸びたのはテレビ114.3%、調理家電109.2%、洗濯機108.1%、理美容系・健康器具106.5%。
前年を割り込んだのは、パソコン・情報機器46.5%、エアコン73.3%、冷蔵庫96.2%、クリーナー96.4%。
9月は1店出店、2店退店で月末店舗数は555店。

上新電機(株)(大阪市浪速区、高橋徹也社長)の9月のグループ売上高前年比は82.8%。
主要な品種別売上高前年比は、携帯電話が135.4%。洗濯機・クリーナーが80.2%、テレビが69.4%、冷蔵庫が65.5%、エアコンが64.0%、パソコンが31.2%だった。
9月は2店退店で店舗数は220店。
