イオンnews|9月既存店総合スーパー3社伸び・イオンモール6.5%増
イオン(株)(千葉市美浜区、吉田昭夫社長)が2026年9月度の月次売上高を発表した。連休中の「安・近・短」需要を捉え、総合スーパー、ディベロッパー・エンターテインメント事業の中核を担うイオンモールが好調だった。

9月は、東日本を中心とした記録的な長雨と気温低下の影響により、葉物野菜の出荷量が減少し、野菜相場が上昇しました。一方、衣料品では、天候や気温の変化に対応し、秋物商材やレイングッズの品揃えを強化した。
また、最大9連休となったシルバーウィークには、産地フェアの開催や家族で楽しめるメニューの拡充、地元プロスポーツ球団の応援セールなどを通じ、需要の取り込みと来店機会の拡大を図った。ナショナルブランド商品の値上げが続くなか、トップバリュは、9月2日から食料品・日用品など生活必需品145品目を対象とした期間限定の値下げを実施し、顧客の生活防衛ニーズに対応した。
ディベロッパー・エンターテイメント事業は、イオンモールがクラシックライブや、人気キャラクターを活用したアプリゲームとのコラボレーション企画など、多彩なイベントを開催して集客を強化しました。こうした取り組みもあり、既存モールの専門店売上げは前年同月比106.5%、客数は同103.0%と好調に推移した。イオンファンタジーは9月1日、飲食併設型の大型複合アミューズメント施設「Feedy Diner & Arcade(フィーディー・ダイナー・アンド・アーケード)」を、東日本初出店となるイオンモール新潟亀田インター店にオープンした。アメリカンダイナーをモチーフとし、Z世代からファミリー層まで幅広い顧客層が楽しめる空間をつくった。
■総合スーパー事業
イオンリテールは既存店が102.6%、全店では104.5%
イオン北海道は既存店102.7%、全店102.3%
イオン九州は既存店102.2%、全店103.2%
総合小売事業のイオンリテールは、「安・近・短」の顧客ニーズを捉え、既存店売上高は3カ月連続で前年実績を上回った。食品は、新商品やトップバリュ商品の拡充とともに、焼肉用商品や揚げ物など、家族で楽しめる生鮮・デリカ商品の品揃えを強化した。畜産、水産、デリカに加え、酒税改定前の需要を取り込んだリカーが好調に推移し、食品の既存店売上高も3カ月連続で前年実績を上回った。
衣料品では、「トップバリュ1000円デニムパンツ」のラインナップをレディス、メンズ、キッズに拡充して9月8日に発売するなど、商品力と価格競争力を強化した結果、既存店売上高は前年実績を上回った。ヘルス&ビューティケアは、調剤が引き続き堅調に推移したほか、台所用品や家事用品が好調に動き、既存店売上高は3カ月連続で前年実績を上回った。
■スーパーマーケット事業
マックスバリュ東海は既存店98.7%、全店100.3%
フジは既存店98.6%、全店95.1%
スーパーマーケット事業は、長雨などの天候不順が客足に影響したものの、プライベートブランド商品の拡充や生鮮品の強化を通じ、需要の取り込みを図った。マックスバリュ東海は、地域商品や地元企業が生産する「じもの商品」のさらなる拡充に向け、毎年恒例の「じもの商品大商談会」を開催した。また、フジは、北海道産の生鮮品や加工品の販路拡大と生産者支援を目的に、地産市場エフ・マルシェ2店舗で「北海道マルシェ」を開催した。
その他の連結子会社の業績は以下の通り。
キャンドゥが既存店101.1%、全店101.2%
ミニストップは既存店100.2%、全店101.9%
コックスが既存店102.9%、全店110.0%
